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酸性の日記

すっぱいよね

▶︎▶︎▶︎
ちょっと前に梅干しを漬けた。
数十kgの梅が収穫出来たらしく、10人くらいでチャレンジ。

ベテランの方々が多く、プロの技を伝授して頂いた(わーい!)。
梅干し食べられないんだけどね。

まずは大きさを揃えるところから。
大きさと、あと表面が綺麗かどうか確認。
合言葉は「そぼそぼ」
それからヘタ取り。
重さを計って水に浸ける、水は流したままで。
水に浸けておくのは、食べる時にタネから実を剥がしやすくするためらしい。へー!

何時間か浸けたら水揚げして、乾いたらホワイトリカーで洗う(浸す? シャバっと)。
カビ防止のために、ヘタのところに塩を詰め込む。
あとは、とにかく消毒。
手の常在菌とかね、ダメらしい。
手袋の上からも消毒消毒。使う道具も消毒消毒。

その後かめの中に梅を詰め込んでいくんだけど、ここからはさっすが熟練の手。
綺麗なのなんのって。あとめっちゃ速い

流れとしては、
かめをリカーで消毒、底に塩をまぶす(層を作る)、塩揉みして塩を纏った梅を敷き詰めていく、リカーで消毒したビニール袋→中蓋→ビニール袋→重石(梅とおんなじ重さ)
という感じだったと思うのだけれど、
・かめの中で塩揉み
・梅を並べていくときは隙間が出来ないように
・最後に平らになるように、とにかくねじ込む
(重石を乗せたとき上にあぶれないように)
が、ポイントらしい。
しっかり漬からないとだものね。

ただ、こちとらそういうの大得意。

テトリス作業でスピードアップ。
綺麗に敷き詰めて達成感、層を作っていく。
でも最後に数個残っちゃって。
どうしても入らなくて。
そうしたらプロが隙間をねじ開けて詰め込んでくれた。
梅の大きさをみて、入れ替えたり詰め込んだり。
慣れた手つきって好き。

本当はもう一日かかるかなって予定だったみたいなんだけど、なんと出来ちゃった。
連携プレーもお手のもの。
(おばあさま方のキビキビ感ったらない、さすがです…!)

厨房のなかはずっと梅のいい香りが漂っていて、素敵空間。
おいしく出来上がりますよう。

楽しかったなあ貴重な体験。
来年も、この時期に。
今度は私も慣れた手つきで。
;-)

ちなみに、梅干し食べられないと言いながらなぜかチャレンジはしてみるの、昔から。
梅と枝豆のおむすびがあったら選んでみたり、山賊むすびに入ってるすっぱい梅も食べてみたり。

きっかけは何だったんだろう。

きっと、部活の試合の日に友人のお母さんが作ってくれたおむすびに梅が入っていたからだろうな。
「(梅だ…!)」
と思いながらも食べきって、すっぱいの苦手だったけれど。
なんとか食べてたらおいしく感じてきて。
人が作ってくれたものをちゃんと食べたいって思いもあったんだろうね、今でも苦手なものは減らしていきたいよ。
どんなことでも出来た方が楽しいもんね?
(カリカリ梅は、まだちょっとNGです。)


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書きながらmoonのサントラを流しています。
当初は月魚が好きだったんだけど(みんなもそうでしょ?)、今では好みが変わったというか、好きな曲が増えた。

うれしい( ◜◡◝ )

最近のお気に入りは、warp-wet-woods
e~~
アジカンでは、AとZが最近では好きです。
とっておきは、またいつか。

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