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【yakouログ】正直なところ

思い切って正直に書く。
noteを開設して、一丁前に文章を上げ始めてしばらく経つのだが。
実のところ、未だにブログとは何を書けばいいのかよくわかっていない。


検索してみると大体、

「自分の好きなことを好きなように書く」

といったような趣旨のことが書いてあるが、そもそも自分のことを話すのは得意ではない。実際、オブラートに包みすぎて“病みがちな人”みたいな文章になることは多い。

なので文章には結構気を使う。
何時間もかけて気を使って書いて、途中で面倒くさくなって「えいやっ!」って投稿して、数分後には後悔して書き直したり消したりしている。

以前はそんなこともなかったのだが、最近プライベートでもそういうことが増えてきたように思う。



…話を戻そう。



ここまで書いてみて、自分はまず人のブログをロクに読んだことがない、ということに気がついた。

例えば憧れている人や作品があったとして、その人(媒体)が更新している記事は、自分から探して読むことは基本的にない。
それはおそらく、自分の中の先入観が強すぎるが故に、ソレに染まり切ってしまう危険性を加味してのことだと思う。あくまで無意識なのだけど。

下手にハマりすぎると、もはやその人(登場人物)の考え方まで寄せてしまう、なんてことはザラにある。

もちろん自分の作品にも影響する。

まぁ、こうして書いているほど悪いことだとは思っていないというか、影響されること自体はむしろ良いことだと思ってはいるが。
(好きなことについて考えている時間は幸せだし、そのおかげで生まれた曲も多い。



そういうわけで、試しに尊敬する人達のブログを覗いてみることにした。
イベントの感想、大事な人達との思い出、作品に込めた思い、好きなものについて、社会情勢に対する考え…

なるほど、こうしてみると存外に面白い。
文章の得手不得手は関係がなく、誰もが一話一話を好きなように書き綴っている。同じ人でも文章が長い時もあれば短文の時もあって、内容も、行間の使い方も個性が出る。気持ちが素直に伝わってくる。

大切なのはいつも、“自分の心に正直であるか”ということ。それさえ貫いていれば、どんな内容でも好きな人にとっては興味深い読み物であることに違いない。
(コンプライアンスとかの話はまた別。



「自分の中に一本の芯を通す」

ふと、恩師のこの言葉を思い出している。



日々感じたこというのはできるだけ音楽(作品)で表現したいから、日記みたいに投稿するのは苦手かもしれない。

でも、“書き物だから伝わる表現”というのはあると思う。
そういうものを音楽に限らず、適材適所で伝えられるようになったら、それは自分にとって喜ばしいことだ。シンガーソングライターである以前に「表現者」であることを望む。



また話が逸れてしまった気がするが、何故こんなことを書くに至ったかというと、特に音楽界隈で関わっている人たちからは「真面目すぎる」と心配されがちなので、もう少し安心してもらえるように、くだらない投稿とか増やした方が良いかなと考え始めたのがきっかけ。

でもこうして書いてみて、結局また真面目すぎると言われそうである。笑

みんなが思っているよりは楽しくやってます、とだけ伝えておきます。



思いついたときに思いついたことを、思いついたようにやるのがちょうどいいから、多分これからも、気まぐれに真面目すぎることや時々くだらないことを更新するんだと思う。不安にさせないようにだけは気をつけよう。

気が向いた時にお付き合いいただければ何より。

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