カバー曲の製作05 小椋佳 /ただお前がいい

今回は、小椋佳さんの「ただお前がいい」という曲をカバーさせていただきました。
この曲は1975年10月から1976年10月にかけて放送された日本テレビ系ドラマ『俺たちの旅』という番組の挿入歌として、中村雅俊さんが歌われていました。

当時は私自身小学生でしたが、主人公3人組の、不器用だけれども飾らない生き方に憧れていました。
番組中の字幕で
「カースケはカースケのままで
 グズ六はグズ六のままで
 オメダはオメダのままで
 男の人生はそれでいいのだ」
と流れていたのが、とても印象的でした。

この歌が流行った頃、自分の周りでも
駅の伝言板に特定の誰かにあてて書くわけでもなく、
ふと思いついたことを書き残すことが流行っていたように思います。
一定時間が経つと駅員さんに消されてしまうのですが、
ほんのひと時だけ記されている儚さのようなものもあって…。

当時はSNSなんてなかったけれど、今で言えばツイッターみたいなものだったのかもしれませんね。
最も駅員さんにしてみれば、本来の使われ方ではないわけで、かといって勝手に消すわけにもいかず、今思えばさぞや迷惑だったかもしれません。

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