弥子

団地ノ宮(だんちのみや)というバンド(デュオ?ユニット?)でボーカルをしている。作詞担…

弥子

団地ノ宮(だんちのみや)というバンド(デュオ?ユニット?)でボーカルをしている。作詞担当。全体的なプロデュースもしてるのかも。石川浩司さんとホワイトズというバンドも。 ボーカルの仕事もたまに請け負っている。太鼓の達人のナムコオリジナル「団地ノ宮弥子」の人。 しっかりしたい。

最近の記事

SPOILMANとの出会いと「Comber」「Undetow」のレコーディングについて

SPOILMANとの出会いは、コロナウィルスなんてものがやってくるなんて思いもしていなかった頃、西荻窪FLATで行われた「POSSE?」というライブだった。 その日に出ていたバンドは10組を超えており、いろんなバンドを見て回っていたのだがタイミングが合わず、SPOILMANを観ることはできていなかった。 その日、私たちのライブは好感触で、私たち自身も納得のいくライブができた。ありがたいことにCDもよく売れた。 他のバンドも見て、楽しみ疲れて、物だらけの楽屋で機材たちと肩を並

    • 「ましろ」

      去年12月、渋谷のディスクユニオンで「ゆうやみずかん」というアルバムのインストアイベントを行った。 人生初のインストアライブは、ケロシンの方やスタッフのみなさんのおかげで無事に終わり、来てくださったお客様のお手元のゆうやみずかんに、 一枚ずつ、一丁前に、わたしらみたいなもんが、サインをさせていただいた。 次々とサインを書き、ありがとうございました、と顔を見上げた時、 Twitter上で見かけたことのある、 いや何度も見たお顔をみて、思わず声をかけた。 団地ノ宮の「ましろ

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        「ボツにしようかなぁ」と、姉が言った。 元々ゆうやみずかんは、かなり長い後奏がある曲で、そこがあまりにも大げさに聴こえてしまうという点が私も気になっていた。 しかし、丸々ボツにするにはあまりにも勿体無く感じ、姉に必死にそれを伝え、練り直しを頼んだ。 後奏をカットし、洗練されたアレンジになったゆうやみずかんを聴いた時は、心の底から姉に感謝をした。あまりにも素晴らしくて、これがまた私たちの曲になるのかと思うと幸せな気持ちになった。すぐに歌詞を書いて姉に送った。 「ゆうやみずか

        • 公民館

          胃腸炎になってしまった。 最初は、もうなにを食べようが、即、身体から出て行ってしまうので、普段なら3分で食べるようなゼリーを朝から夕方にかけてゆっくり食べたりしていた。 今はやっと白米にありつけるほどに回復し、お米のおいしさに感動しながら食べている。 前回の話にも繋がるが、 子供の頃、体調を崩して学校を休むとなれば、NHK教育を見ていたと思う。マテマティカ、えいごリアン、がんこちゃん、おはなしのくに等を観て「学校を休んでいる感」を堪能していた。 学校を休んだ日あるあるとして

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          団地

          「大阪から出てきた」と言うと大概の人が、「大阪も結構都会なのに、なんで東京に出てきたの?」と聞かれることが多い。 ぼんやりと、私の生まれ育った団地や、その周りの景色を思い出すと、そこにみんなが思い描くような、なんばや梅田のような都会の空気は全くと言っていいほどなく、寂しくてたまらないくすんだ風景が広がる。 最近は、そのイメージの差や齟齬がないように「大阪のめちゃくちゃ田舎から出てきたんです」と言うようになった。 私が生まれ育った場所は大阪狭山市というところで、the田舎、山