0410通知関連 薬剤交付支援事業変更点

毎日情報が変わるため、店舗対応に苦慮する毎日ですw
少し0410まとめに変更がありましたので次に示します。

2020年4月30日、日本薬剤師会は、同日成立した補正予算に基づく「薬局における薬剤交付支援事業」(以下、支援事業)の実施に当たっての留意事項を、
都道府県薬剤師会に発出。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者などに医薬品を配送する際の配送費用の補助などについての考え方を示した。
支援事業は、COVID-19対応に伴う緊急経済対策の中に盛り込まれた。
4月10日に厚生労働省から発出された事務連絡に基づき、薬局で行われている電話や情報通信機器(電話等)を用いた服薬指導等に関わる医薬品の配送料等の支援と、その検証に必要な情報の報告から成る。
事業の実施者は都道府県薬剤師会で、各薬局への周知やとりまとめを行う。
厚労省は、4月23日に、都道府県薬に実施要綱を送り、4月30日に都道府県宛てに事務連絡を発出していた。
新型コロナウイルス感染症対策のため始まった国の薬剤交付支援事業は、2020年度補正予算の成立を受け、4月30日からスタートした。
事業実施者は都道府県薬剤師会で、薬局の請求の受け付けや支払いなどを担う。
しかし、補助金額を巡って実施要綱と日本薬剤師会がまとめた留意事項とで記載の違いがあり、一部の薬剤師会からは戸惑いの声も上がった。

・・・・0410関連まとめ・・・・
薬局における「薬剤交付支援事業」・・・・・太字変更追加5月3日
*5月1日から対応すること
医薬品の配送については予算などを鑑みて、薬局の従事者が患者宅等に直接届けることを基本とし、それが困難な場合に限り、配送業者を使用する方法を検討する。また、配送業者を指定する際には可能な限り安価な方法を優先する。
1 宅配便等を使用する場合の配送料
1)0410表示処方せんのFAX  患者から100円徴収する→配送料-100円=各薬剤
  師会に請求する→所属薬剤師会対応待ち 100円or200円
2)cov19表示処方せんのFAX 患者負担無し
  →配送料全額を、各薬剤師会に請求する
3)本日以降に行った配送等に係る費用であること→遡及しない!!
4)申請時に『請求しないものも含め』電話等による服薬指導を実施した内容に
  ついて各都道府県薬剤師会に報告すること
5)詳細は各薬剤師会によって異なるため、要確認!!
6)薬局の従事者(職員)が患者宅に届けた場合は、交通費等の実費金額として
  距離を問わず1回300円とする。
  宿泊療養施設に対し複数人分を同時に届けた場合も「1件」と考える

薬局における薬剤交付支援事業の事業者である日薬の基本方針
1)補正予算の予算額から鑑みて支援が可能な件数には限りがある
2)本来、患者に薬剤の配送等を行う場合の配送料は、療養の給付と直接関係のな
  いサービスとして患者から徴収できるものあること、
3)電話等服薬指導が認知されるまでの間の一時的な患者負担の支援を想定し設け
  られていること
4)支援事業の実施期間中(2021年3月31日まで)に予算の上限に達した場合
  は、支援が終了となる
5)月ごとの配送等の費用について、翌月15日までに事業実施者である都道府県薬
  に実施状況の一覧を提出するほか、処方箋の写し(備考欄に「0410対応」
  「CoV自宅」「CoV宿泊」などが記載されているもの)や
  配送料の金額が分かるもの(伝票控え、配送業者からの請求書等)などを保存
  しておくように求めている。

2 0410、cov19表示FAXおよび処方せんの取り扱い
1)FAX、処方せん原本および調剤録は同時に保存すること
 (FAXは捨ててはならない)
2)FAXを原本と同様に取り扱うため、FAXに調剤済年月日、薬局所在地および
  名称、薬剤師横判および署名もしくはフルネーム丸印を記載すること 原本が
  回収できれば原本も同じ対応をすること
3 配送
1)トレサビリティーを鑑みてレターパッックもしくは宅配便を推奨
2)患者宅に届いているか、服薬指導開始時に要確認!
3)宅配便、ゆうパックは30万円まで保険がついている。それを超える高額な
  薬剤は2回に分けて配送するか宅配すること、
4 各種算定
  きっちりやっているのであればすべて算定しよう!
5 その他
  0410/cov19の表示なし処方せんのFAXは、そもそも通常のFAXと同じ対応
  なので調剤の準備のみ。 原本引き換えが必須なので患者に依頼されても郵送
  することができない。
 

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