6/13アルロイドG1日、同効薬飲み方

今日は初めてアルロイドGの服薬指導を行った。アルロイドGは胃カメラで胃生検後に処方されるものである。服薬指導では、胃の保護のために1日で飲む薬であり、一回50ccを飲むようフタにマーカーをしてわかりやすく伝えた。飲むタイミングは昼食前・15時頃・夕食前・就寝前の4回であることを説明用紙にマーカーをしながら説明し、開封後には冷蔵庫保存をしてもらうことも伝えた。また、普段お酒を飲むかを聞き、飲んでいるようであれば出血リスクがあるために本日は飲まないように指導した。さらに併用薬についても確認する必要があり、今回出血リスクのある抗凝固薬のリクシアナ(エドキサバン)を飲んでいる人がいたので今日から5日間は休薬し、再開日について伝え薬袋に記載した。併用薬について、胃カメラ日は朝の分の薬が飲めていない状態であるので、朝の分をどうするかについても服薬指導をすると良いと教わった。朝飲むものの中で、PPIやH2ブロッカーといった胃粘膜保護を増強するものに関してはその日のみ昼食前後で飲んでもらうに指導すると良いと聞いた。アルロイドGの服薬指導時には使用方法だけでなく、併用薬の休薬指導と服用タイミングについても聞く必要があると学んだ。
また、一件疑義照会を行った。その患者はいつも同じ医院にてタケキャブ10mgを含む処方を出されていたが、今回別病院にて胃にポリープが見つかったために手術予定となり、同病院でネキシウムカプセル20mgが手術日まで処方された。今日時点でタケキャブの残が3日分あったため、PPIが重複してしまうのでその旨を疑義照会した。他科受診を把握していたり通う薬局を統一することは重要だと感じた。