2/24 慣れ



今日も、服薬指導の場を隣で見せて頂きながら、実際にどんな業務を行っているか見せて頂いた。1人目の患者さんは、処方箋ではDo
処方であったが、医師から薬が追加されると聞いたと訴えがあったため、医師に確認を行った所、患者本人が嫌がったため追加無しとの事だった。処方箋上では問題がない場合でも、患者さんの訴えがあった場合はそのままにせずに医師に確認する必要があることを学んだ。
2人目の患者さんは、残薬があったため処方薬の一部が処方中止になった。この患者さんはカリウム排泄促進薬であるカリネートが飲めずに余ってしまっているとの事だった。自覚症状が無いため薬を飲む必要性が分からないとの事だったが、腎臓は悪化すると元に戻らないため、不味くても続けるように指導した。便秘薬である酸化マグネシウムなどでは、患者さんご自身で服用量を調整して頂いても問題ないが、今回のような指定された量を飲み続けなければならない薬もある。そのまて、残薬があった場合どんな薬が余ってしまっているのかを、判断する必要があることを教えていただいた。
また、今日は高脂血症薬について教わった。コレステロールを下げる薬と中性脂肪を下げる薬を、今まであまり分けずに考えていたが別々のものであると考えた方が良いことを教わった。また、コレステロールを下げるスタチン薬と中性脂肪を下げるフィブラート系薬は併用すると横紋筋融解症のリスクが高まるが、現場ではよく使用されている事を教わった。教科書で学んだことと現場で使用される薬に違いがあることがあるので、どんな薬が、どんな組み合わせで使用されているのか、少しづつ学んで行こうと思った。