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星薬科大学 就職のはなし
薬学部に関しては、さまざまな意見がありますが、私も皆さんのご意見とほぼ同感です。コメントありがとうございます。
薬学部の志願者は減少を続けています。一方で入試に合格したい、薬剤師になりたいと願っている人がいます。そんな受験生に良質な情報を伝えていきたいと考えています。
さて、今回は星薬科大学の就職実績に関する話題です。
星薬科大学は、薬学科と創薬科学科の2学科を持つ薬学部です。私立上位校は国公立大学薬学部との併願が多いため入学手続き率が低めになりがちです。手続き率が低くなれば、定員を充足させる合格者を多く出すことになりレベルが下がります。星薬科大学は、このレベルの薬学部としては一般的な手続き率といえます。
星薬科大学の各実績を見ると良好な状況です。その背景には、いろいろな取り組みがあるようです。
例えば、教員に対するレベルアップ・維持の活動があります。学生教育の充実には、教員のレベルアップが不可欠です。実務教育研究を強化する目的にがん研有明病院との包括連携を締結。星薬科大学の教員が国立国際医療研究センター病院、埼玉大学総合医療センター病院、聖路加国際病院などで、最新の薬物療法を学んでいます。
教員には、薬剤師としての経験をもつ実務家教員がいます。第一線を離れた教員の知識・技能は、次第に陳腐化していきます。そのため第一線の薬物療法を学ばせています。指導者の教育は重要なことであり、薬剤師国家試験の対策にも重要です。
オリジナル教育の面では、アドバンスト教育が重要です。例えば6年次前期のアドバンスト・コースでは、「精神科における服薬指導」(選択科目) や「在宅医療」(選択科目)などで薬剤師として何をできるかを学んでいます。
「アドバンスト・コース」は 15 単位を選択履修する学科目で26 科目中から 12 単位分を選択して履修します。コースでは、現役の医師、薬剤師および創薬関係者による科目を多数配置し、医療関係者とのコミュニケーションの場が用意されています。
[アドバンスト・コース]に「アドバンスト特別実習(医療薬学特別実習Ⅱ)」も設置しており、卒論教室や研究室で卒業研究の継続ができるようになっています。海外における「アドバンスト実務実習」もあり、実務実習に終わらない実践的な教育を行なっています。
キャリア支援
充実した教育、大学の歴史や実績など高い評価を受けています。学生が優秀で就職実績も独自のものがあります。
学生支援部がキャリア支援を兼務しています。一般的にいう学生課です。イベントの開催、求人情報・会社情報の収集、情報提供などを行っています。定期的に就職ガイダンス、学内企業説明会、就職懇談会などのイベントを実施し、製薬企業や病院・薬局などに内定した先輩からアドバイスが得られる就職内定報告会も行っています。
学生は優秀ですから自身で活発に就職活動して内定を勝ち取っています。この大学のキャリア支援には歴史があり、先輩が残した「就職活動報告書」をオンラインで閲覧できるなど充実しています。
星薬科大学についてはいずれ「教育」「入試」に関する記事も紹介しますが、まず【就職】薬学科の業界別就職実績をからご紹介しましょう。
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目次
星薬科大学【就職のはなし】
○星薬科大学 薬学部 薬学科 就職実績を見る
○薬学科・2024年の就職実績をレーダーチャートで見る
○一般選抜の併願校を入試科目を比較する
○薬学科・併願校の就職実績を比較する
○薬学科・4年間の就職実績(就職先)
○薬科学科・研究大学を実践する星薬科大学
○評価される研究内容
○薬科学科の就職実績(就職先)
○薬科学科卒業生の就職先
○修士課程・修了者の就職実績
○修士課程修了者の就職先
○学部・大学院の男女別就職実績
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