DX160ver2020のカスタムファームウェア導入手順【備忘録】

はじめに

このnoteは割と間違ったやり方が各ブログに書かれているのを見て、自分が混乱してしまったのを踏まえて備忘録として正しいやり方を残すためのものです。誰かの役に立つといいなぐらいで書いてます。

用意するもの

1.BalenaEtcherでインストールメディアを作成する

BalenaEtcherの画面。

まず画面左の[Flash from file]で用意しておいたDX160FirmwareUpdatorを選択します。次に、真ん中の[Select target]でSDカードを選択し、最後に右の[Flash!]を押せばインストールメディアが作成されます。簡単ですね。

2.インストールメディアを書き換える

見出しの表現で合ってるかわかりませんが、実際書き換えているので…

下準備でiBasso DX160 firmware add-on by Lurkerの最新版のzipファイルを解凍しておきます。

作成したインストールメディアをエクスプローラーで開きます。
ここで開けない場合はSDカードを抜き差ししてみてください。
開くと、[sd_boot_config.config][sdupdate.img][rksdfw.tag]の3つのファイルがあるはずです。このうちの[sdupdate.img]を先程解凍したzipファイルの中にある[sdupdate.img]に置き換えます。これで書き換えは完了です。

3.DX160にインスコ

書き換えたインストールメディアのSDカードをDX160に差し込みます。この時手入れされている人間の爪だと押し込むのはほぼ不可能なのでピンセットとかを使って押し込んでください。
DX160のバッテリー残量があることを確認したらUSBケーブル等がつながっていれば外し、DX160の電源を切ります。
そして電源ボタン長押しで起動するとインストールが始まります。画面がバグりますがこれが正常なので安心してください。
するとそのうちSDカードを抜いてください的な表記が出るのでそれに従って抜きます。

これでDX160のカスタムファームウェア導入が完了しました。お疲れ様でした。

カスタムファームウェアは何ができるの?

そう思った方は少なくないでしょう。githubを見に行くのが一番ですが、簡単に書くと

  • GooglePlay導入

  • いろんな部分のパフォーマンス改善

  • Magisk導入済み(旧バージョンなのでver8.0.0のmagiskmanagerが必要)

  • MangoOSが入る

と言った感じです。MangoOSはいわゆる独自OSというもので、Andoroid内に入っている音楽プレーヤーよりも高音質で音楽鑑賞を楽しむことができるっていうやつです。
詳しくはgithubを参照してください。

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