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城プロの魅力? 2/3

城プロを始めることで全国的に有名なものはもちろんマイナーな城について楽しく知ることができます。

城を目的とした旅で一番印象に残っているのは天童城でしょうか。天童城とはなんぞや。詳細な説明はWikipediaに譲ります。

小高い丘に建てられた城で今は天守も残っていないですが支城が多く一大勢力を誇っていたと考えられます。かくいう私も天童温泉に入る方がメインで、例の巨大将棋盤を見るついでにちょっと運動しておこうかなと気軽に立ち寄ったくらいです。トップ画ですがこれがなかなかでかい。
私が行った日も駐車場も空いており特になにもない日…のつもりだったのですが、私の車が石川ナンバーだったことが珍しかったのか公園にいたおじさんに呼び止められました。

「あなたこれから時間ある?よかったら発掘調査みてってよ」

簡単に説明受けましたがなんのことかわからずとりあえず天童城に行けばわかるで、と小一時間歩きました。頂上までの道は舗装されていませんがきれいに保たれてました。この道中で人と会わなかったのが不思議でしたが。

頂上につきましたがちょっと整備された広場くらいで特段語るものがないと思っていたのですが、なぜか頂上には30人ほどの人が。10分ほどして声をかけてくれたおじさんが時間差で上がってきて招集かけました。

「これから発掘調査の説明を始めます。お集まりください」

要約すると天童城は未だ謎が多く、調査のため発掘してました。その結果がでたので今から説明します。とのこと。
地元の人はもちろん大学教授とかも参加していたようで規模はそれなりですがオフィシャルな発掘調査ということでとてもアカデミックな集会でした。
このときの様子がこちら。

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人の背丈ほど掘られていました。雨が降って地盤が緩くなっていましたのでロープ張られていましたね。

天童城の歴史や発掘されたものの説明、現物展示など短い時間のなかでも一般人にもわかりやすく説明していただき、まさかの収穫ですね。私の地元とイントネーションが違いすぎる山形弁(?)も新鮮でした。

その後は早足で日帰り温泉もやっているホテル王将に向かってひとっ風呂。風呂の中にあった王将の駒が印象的な素敵なホテルです。
このホテルに宿泊したかったですが残り1日では帰れなくなるので新潟の小国という道の駅で車中泊しました。大雨で通行止めになりかけたときは焦りましたね…

滞在時間は短かったですが、いいタイミングでおじさんに出会えたことに感謝しています。この旅では他にも会津若松城、上山城も行きました。本当は長谷堂城、与板城にも行きたかったですが時間が足りなさすぎるので断念しました。

城プロをしていなければこれらの城に興味を持たなかったかもしれないですし、天童の街に行くこともなかったかもしれません。
城旅は楽しい。みんなもやろう城プロ。

3/3はゲーム本編の魅力をお伝えします。

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