JURY DUTY(その2)※ネタバレあり。
まだ最後まで見てませんが、ネタバレというか前回の続き、裁判が進むに従って、陪審員長に選ばれたロバートに、長として皆をまとめる仕事が次々と課されます。
ついでに、事件そのものにも意外な視点が与えられ、評決が単純にはいかないような展開にもなっていきます。
このへんから、コメディ感が強まってきます。
ちょうど三谷幸喜作品のような感じで、好き嫌いが分かれるところです。編集で矢継ぎ早に小ネタを重ねていく。
台本のセンスが合えば面白く感じるでしょう。これは海外コメディですからあちらのギャグセンスに慣れてなければ笑えないですよね。
私はもともと、「裸のガンを持つ男」とか「メリーに首ったけ」のようなアメリカのバカ映画は好きだったのでこういうのは大好物です。
ただ、この作品が珍しいのはこれがドッキリだということです。
壮大なコントをやっていて、その登場人物の中で一人だけリアルと思っている。「トゥルーマン・ショー」を彷彿としますね。
ついにロバートも「これ絶対映画になるよ。クレイジーだよ」って言っちゃいます。そりゃあ言うよな(笑)
”冒頭のテロップ”の言うような陪審員の実際とはおよそ違うだろうという面白エピソードが多すぎて、"ドキュメンタリー"要素は何処かへ失せ、”法廷コメディー+ドッキリ”という感じになります。
この作品の主なフッテージは陪審員たちへのインタビュー映像なのですが、そもそもこれって同時進行で毎日、彼らにカメラが帯同する形で撮っていったものなんでしょうか?少なくとも編集はそういうふうになっていますが。
ドッキリのオチをまだ見ていません。
1話だいたい30分、全8話あるんですけどいま4話見終わってちょっと中弛み感ありますね。ギャグが飽きるというか。バスツアーはいらないと思った。本当なら有り得ないですよね。疑わないのかな?事件のヒントをロバートに与える為、って感じですけど必要なのかなあ。マネキンがやりたかったのかな?腕相撲の件りはよかった。
90分の映画1本でまとめてくれたほうがいいかな、と思いました。
いまのところの感想ですが、ドッキリのオチが見たいからシーズンの最後までは見たいと思います。1時間ものとすれば4話、って考えればちょうどいいのかも。
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