【前編】私的、指す順自戦記ライター紹介!【A級1組~A級3組】

みなさんこんにちはやきそばです。

今期の指す順は自戦記がアツい!

そうです。今進行中の第6期指す将順位戦、noteや各種ブログ媒体を中心に自戦記が盛んに書かれているんです。前期から書いている方もたくさんおられますが、今期は私の観測する範囲でもたくさんの自戦記が書かれておりまして・・・。

こんな紹介や・・・!!

こんなブログ記事が・・・!!!

そうなんです。自戦記の盛り上がりに呼応するかのように、素敵な記事を紹介していこうというムーブメントが発生しているんですね。今日は私も便乗したいと思います。

だって、どなたの文章もとっても素敵ですから!!!
読んでほしいじゃん!!!

ただ、自戦記はその性質上読むのがかなり大変です。対局の内容や読み筋・思考が露わになっている分、その符号を追いかけるだけでいっぱいいっぱいになりがち。興味があっても数が多くなると、かえって追いかけにくくなっちゃいますよね。

そこで今回は皆さんの自戦記について、私が推しポイントを簡単に紹介していこうと思います。感性に刺さる方がいればぜひ読んでみて下さい!自戦記を楽しみに対局を観戦するも良し。観に行って気になった将棋について後から自戦記を通じて理解を深めるのも良し。そんなふうに「指す順観る将ライフ」が豊かになるに違いありません!!

どうしても私の観測範囲に限定されるので、全員というわけにはいきませんが、手広く紹介できるように頑張ります。また、Twitterでツイートを連投する形式やshogi.ioさんへの投稿は対象外とします。長文用の媒体に投稿されたものだけを取り扱いますことをご了承下さい。

書いてみたら思ったより時間もかかったので、今回はA級1組~A級3組までのご紹介となります。B級1組~B級4組参加者の自戦記紹介は改めて別に記事を書く予定です!

それではいってみましょー!

A級1組

イカロスさん -簡潔に語られる精神世界-

イカロスさんの記事は図面ごとに読みや感想を記述するスタイル。棋譜を別添して下さる場合もあるので、必要なら二窓で読みましょう!そこで語られるのは、対局中の精神世界。対局の緊迫感や勝負師としての感情を、どこか静かに、されど熱を帯びて語る文章は必見です。

にっし~さん -速筆と豊富な図面-

△3三金型早繰り銀で有名なにっし~さん。特筆すべきは投稿のはやさ(対局当日にアップ!!!)。気になったところをすぐにチェックできる!図面が多く、図面ごとの文章も短く追いやすいのが特徴です。パート分けしてあるので要注意!順次upされるスタイルなのでせっかちにならず待ちましょう!

オーマさん -明快なポイント整理-

こちらもポイントとなる図面を挙げて、それら中心に語るタイプの自戦記!どこが対局の焦点であったかが分かりやすく綴られています。事前準備についても「方針」という形で明快にまとめられています。対局の展開と方針を比べながら読むことで、さらにおいしく頂けますね。

A級2組

こまちさん -用意周到、感情爆発-

準備編と対局編に分けて執筆するスタイルの自戦記。準備編ではとても詳細な研究方針や研究内容が、対局編では情熱溢れる戦いの様子がたっぷりと綴られています。棋譜・図面と共に評価値を掲載するのはやや珍しいかも。思わずこまちさんを応援したくなる、そんなエントリーです。

A級3組

ロウポンさん -事前予想と率直な振り返り-

自戦記の他、事前に戦型予想の記事も投稿しているのがロウポンさん。そちらを読んでから観戦に行けば予想の答え合わせが見られるという、独自の楽しみ方ができます!自戦記は図面中心タイプ。仮想図も用意されており、対局中の胸の内が率直に描かれています。Twitterと併せて楽しむと美味しい自戦記です!

ナカアオさん -動画(後日投稿)と文章の2本立て!-

※後日再編集予定※
ナカアオさんはYoutube配信も行っている方。今期はTwitterへの自戦記投稿と併せて動画形式での自戦記投稿を予定されているとのこと!Twitterに投稿される自戦記は画像形式で長文が書かれているので、ボリュームたっぷり楽しむことができます。例外的にTwitter投稿のものをご紹介しました。

ポラリスさん -これぞ文学的自戦記-

文学作品として自戦記を楽しむならポラリスさん!その文章は独特の美しさに包まれています。将棋については論理的な読み筋と精神面の両方から語るタイプ。キーポイントとなる局面が示されているため、対局の流れも追いやすいです。心地よい文章の先には、スッキリとした読後感が約束されています。

kkkeiyaさん -軽快で読みやすい双括型-

kkkeiyaさんの自戦記は本編の頭に「結論」を書く形式。ポイントが予めわかるので、流れをつかんで読むことができます。対局心理も赤裸々に書かれており、一緒に添えられているソフトの評価値と併せることで対局中ならではの独特の感覚を味わえます。カジュアルな文体も読みやすさを演出しています。

続きは後日!

A級3組まで紹介しました。今後、他の方が自戦記を挙げる可能性もありますから、上記以外にもチェックしてみてくださいね!

書き手の個性はその文章に色濃く現れるもの。十人十色の指す将界のなかには、きっとあなたの心に刺さる自戦記が見つかるはず!もちろん、自戦記を書くにも読むにも棋力は関係ありません!自分の好きなことを書き好きなように読む、それが1人1人の楽しみ方にほかなりませんからね!

私の紹介が、少しでも指す将ライフ、観る将ライフを送る皆さまを豊かにすることに繋がれば幸いです!それではまた後編でお会いしましょう~。

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