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Wooting 60HE カスタマイズ & REALFORCE GX1との比較
チマチマと届いたものからWooting 60HEのカスタマイズを行い、超絶イケてるMy Wootingが誕生したので自慢します。
加えて、元々所持していたREALFORCE GX1との使用感を比較したいと思います。
【Wooting カスタマイズ内容】
・スイッチ ルブ
元々はWootingに付いているLekker L60です。
こちら、現状はスイッチ自体は換装せず押下圧が高いL60をそのまま使用しています。
KS20など、純正品以外にも互換スイッチが出てきそうなので、打鍵感の向上が見込めそうなものがあったら変えていきたいと思います。
スイッチに関してはルブの作業を行いました。
潤滑剤はGPL250。定番の物です。
そして肝心のルブ作業ですが、スイッチを全て分解し、
ひとつのスイッチに対してルブ塗りを終えた際、もの凄く後悔が押し寄せました。
「これ、何時間かかるんだ…」と。
細かい単純作業は苦手ではなかったのですが、とにかく時間がかかりました。
結局、61キーすべてのルブを終えたときには約3時間が経過していました。
ただ、途中でルブ前後の静音性を試したところ、明らかに音が違ったのでモチベーションを保ちながら作業を終えることができました。
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・スイッチ レッカースイッチ用フィルム
ゲーミングバザーで個人販売されていたフィルムです。
こちらはスイッチに挟み込むことで、PCBに入れた際スイッチのがたつきを軽減できるというものになります。
こちら仕組みは簡単なものなのですが、効果はてきめんでした。
レッカースイッチで気になっていたがたつきはかなり軽減され、打鍵感も向上しました。
一般発売に期待。
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・PCB テープmod
基盤の裏にマスキングテープを貼ることで、反響音を減らし静音化するという方法です。
家にあったマスキングテープがなぜかとてもかわいい物しかなかったためファンシーな見た目になりました。
表面上は見えないし遊び心ということで良しとします。
私は計3層にして貼りました。
ついでに推しのステッカーを忍ばせました。
ガラケーの充電池の奥に彼女とのプリクラを忍ばせる、アラサー特有の文化を思い出しました。
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・キーキャップ Akko warm gray keycap set
まず、少し低いキーキャップが好みだったため、Cherryプロファイルのキーキャップに目星を付けました。
また、PBTダブルショットで質感のいいものを探した結果このキーキャップに辿り着きました。
GX1を使用している時からこちらを付けており愛用しています。
cool grayと迷ったのですがこちらの方が落ち着きとレトロ感があったのでこちらを選びました。
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・コイルケーブル CableMod Pro Coiled
WootingやDrunkdeerは、タキオンモードなどの低遅延モードで使用した場合、ケーブルの質によっては電力供給不足で誤作動が起きてしまうことも有り、少し慎重に選びました。
CableModに関しては、RedditでCableMod公式がWootingタキオンモードでの使用は問題ないと明言していたため安心して購入しました。
シンプルな見た目ですが落ち着きがあってお気に入りです。
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・ケース Poseidon PSD60 Defender
個人的にTOFUなどのベゼルが狭いものよりも、広くて重厚感のあるものが良いなと思っていたため、ひとめぼれで即決購入しました。
全体的に落ち着いたデザインでまとめた為、かなり雰囲気もマッチしました。
実際の重量も1.3kgとヘビー級で、GX1よりちょっと重いくらいです。鈍器です。
背面には推しのモチーフをくっつけました。ちょっとだけ推しのアピール。
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・その他 KEEBMAT Premium Felt Edition
見た目が圧倒的によかったので購入しました。
静音性も上がり、QOLが上がった気がします。
コースターも付けてくれて「#丁寧な暮らし」でインスタに上げられそうな見た目になりました。
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【WootingとGX1の比較】
主にラピトリの機能面について比較していきます。
単純な反応だけ見るとやはりWootingに軍配が上がります。
射撃場などで試していると違いは体感できます。
RPの設定はWootingが0.15㎜、GX1が0.1㎜なので数字だけ見るとGX1なのですが、
タキオンモードで低遅延となっているWootingのほうが速くストッピングができている印象です。
また、押下圧に関して、私個人ではGX1は30gの物を使用しているのですが、Wootingの押下圧約60gと、倍くらいの差があります。
跳ね返りの強さは物理的に速くキーを戻す動作に係っていると思っており、そのような要素も少し関わっているのではないかと思います。
一方で、ジャンプピークなどの素早いキー入力が必要なアクションに関しては、押下圧が低いほうがやりやすいと感じました。
続いて見た目などについて。
まず大きさが60HE…60%、GX1がテンキーレスとなっています。
いずれもゲームをする際には特に問題のない大きさです。
普段使いなどを考えるとキーが多いほうが便利だとは思いますが、
Wootingのソフトウェアは非常に優秀で、キーマップやファンクションキーの設定について自由度が高く、
カスタマイズして慣れれば60HEのほうが使いやすい、と感じるようになることもあるかと思います。
元々の見た目はGX1が非常に優れています。
重厚感ある金属製のボディに、落ち着いた雰囲気の黒いキーキャップで、
見た目からして高級感が溢れ、所有欲を満たしてくれるものだと思います。
一方の60HEは、値段の割にチープな印象があります。
Wootingのアイデンティティである黄色いストラップが映えますが、
ケースやキーキャップなどは少し値段に見合わないかなとも思います。
しかし、60HE上述のように幅広いカスタマイズが可能です。
自分の好みに仕立て上げることで、これまた所有感が満たされます。
作業自体も技術はそこまで必要ないので、凝り性の方はこちらのほうが良いと思うかもしれません。
【まとめ】
今やゲーミングキーボードの王となっているWooting。
一方、日本製のキーボードで確固たるブランドを作り上げてきたREALFORCE。
いずれもそれぞれの良さがあり、使う人を幸せにしてくれるものだと思います。
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