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「交渉人シリーズ」オススメの読む順番とドラマCD情報【榎田尤利】

この記事では、榎田尤利先生によるBL小説「交渉人シリーズ」のオススメの読む順番とドラマCD情報を紹介しています。

「交渉人シリーズ」は、榎田尤利先生がシャイノベルズから出しているサスペンスBL小説です。

全部で6作の本編と1作のスピンオフ、1作の特別冊子が刊行されていて、2組のカップルの恋が描かれています。

極道BLですが痛みを伴う描写は最小限でコミカルな描写も多いので、極道BL初心者の方も楽しめると思います。

「交渉人シリーズ」は刊行順=時系列になっているので、基本的には刊行順に読んでいくのがオススメです。

イラストは奈良千春先生。


「交渉人シリーズ」一覧

  1. 『交渉人は黙らない』 2007年3月刊行

  2. 『交渉人は疑わない』 2008年11月刊行

  3. 『交渉人は振り返る』 2009年3月刊行

  4. 『交渉人は嵌められる』 2010年8月刊行

  5. 『交渉人は諦めない』 2010年8月刊行

  6. 『スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX.』 2010年12月刊行

  7. 『交渉人は愛される』 2011年8月刊行

  8. 『交渉人は休めない』 2013年10月刊行

2024年11月現在、「交渉人シリーズ」の紙版は絶版になっていますが、全作電子化されています。

また、2024年11月時点では、『交渉人は黙らない』『交渉人は疑わない』Kindle Unlimitedで無料配信されています。

1.『交渉人は黙らない』 2007年3月刊行

ここからは「交渉人シリーズ」のオススメの読む順番を紹介していきます。

まずはシリーズ第1巻の『交渉人は黙らない』です。

メインカップル2人の出会いを描いた回で、高校の先輩後輩の14年ぶりの再会から始まる恋です。

刑務所上がりのヤクザの若頭×元法律家の交渉人の年下攻めBL。

こじらせた片思い、独占欲の強い攻め、メガネ攻め、敬語攻め、おじさん受け、強気受け、ゲイ×ノンケが好きな方にオススメ。

攻めから受けへの無理矢理描写、受けが攻め以外に抱かれる描写があるので、苦手な方はご注意ください。

電子化済みで、2024年11月現在はKindle Unlimitedで無料配信されています。

兵頭寿悦(CV子安武人)×芽吹章(CV平川大輔)でドラマCD化もされています。

※2024年現在、『交渉人は黙らない』のドラマCDはプレミア価格で流通しています。Amazonの他には、駿河屋などの中古ショップでも購入できることがあります。→駿河屋.JP|アニメ系CD ドラマCD 交渉人は黙らない / 榎田尤利

2.『交渉人は疑わない』 2008年11月刊行

シリーズ2巻は、受けがホストクラブに潜入し、歌舞伎町の揉め事を解決します。

体の関係は進展したものの心はまだまだ混乱中のかわいい受けと、受けの気持ちを尊重して欲望を必死で我慢する攻めが見どころ。

1巻と比べるとラブシーンは優しめ&甘めになっています。

電子化済みで、2024年11月現在はKindle Unlimitedで無料配信されています。

こちらも兵頭寿悦(CV子安武人)×芽吹章(CV平川大輔)でドラマCD化もされています。

※2024年現在はプレミア価格で流通しています。Amazonの他には駿河屋などの中古ショップでも購入できることがあります。→駿河屋.JP|アニメ系CD ドラマCD 交渉人は疑わない / 榎田尤利

3.『交渉人は振り返る』 2009年3月刊行

3巻では振り込め詐欺を題材にしたストーリーが展開します。

受けが薬を盛られるシーンがあり、ややシリアス強め。

受けの攻めへの気持ちは高まってきているものの、相変わらず女の子も大好きなので、ノンケ受けが好きな方は楽しめるシーンがたくさんあると思います。

電子化済み。

4.『交渉人は嵌められる』 2010年8月刊行

天才詐欺師を相手にする回で、『交渉人は諦めない』と前後巻構成になっているので読む順番にはご注意ください。

受けの亡くなった親友に迫る回で、攻めの元カレも登場するので、かなりシリアス強め。

玩具を使ったプレイもアリ。

電子化済みです。

5.『交渉人は諦めない』 2010年8月刊行

天才詐欺師との戦いに決着が着く巻です。

『交渉人は嵌められる』からがっつり続きの話になっているので、読む順番にご注意ください。

ストーリーはシリーズ1シリアスで、攻めと受けにはカップルとして最大級の試練が訪れます。

未遂ですが、受けがヤクザに犯されながら攻めが元カレを抱くところを見せつけられるシーンがあるので、甘々BLが好きな方は読むのがややしんどいかもしれません。

攻めが元カレを抱いていることを匂わせるシーンも頻繁に出てきます。

途中はしんどいですがラストはハピエンなので頑張って読んでほしいです。

逆にシリアス展開が好きな人には刺さりまくると思います。

電子化済み。

6.『スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX.』 2010年12月刊行

ここで一旦スピンオフが挟まります。

1巻から登場している無口な特殊清掃員×ヤクザ嫌いなヤクザの息子の恋を描いた回で、でっかい攻めとちっちゃい受けの年の差純愛BLです。

一目惚れ、ピュアな恋、美形攻め、溺愛、童貞受け、初心な強気受け、ノンケ×ノンケが好きな方にオススメ。

メインカップルのラブシーンもあります。

時系列としては『交渉人は諦めない』『交渉人は愛される』の間の話になるので、ストーリー重視の方はこの順番で読むのがオススメですが、カップリング重視の方は先に『交渉人は愛される』を読んでから読んでも問題ありません。

電子化済み。

7.『交渉人は愛される』 2011年8月刊行

ストーリーにもカップルとしての関係にもひと段落がつく本編最終巻です。

いつまでもラブシーンに照れまくる受けが見どころ。

お風呂での鏡プレイもあります。

電子化済み。

8.『交渉人は休めない』 2013年10月刊行

『交渉人は休めない』は、榎田尤利先生の著作100冊目を記念する本です。

ストーリーとしては完結後の番外編という感じで、主要な登場人物全員で沖縄でバカンスを楽しむ話になっています。

休暇とはいえしっかり交渉の仕事もアリ。受けの元カノも登場します。

『スウィーパーはときどき笑う』の2人もラブラブしているので、シリーズ全てを読んでから読むのがオススメ。

100冊記念の企画として、紙版『交渉人は休めない~榎田尤利100冊記念特別版~』には豪華な別冊がついています。

別冊には過去99作の解説と、それぞれのイラストを担当したイラストレーターさんからの寄稿イラスト&寄稿漫画、読者投票の上位3作品のカップルが登場する書き下ろし短編が収録されています。

電子化済みですが、電子版には別冊はついていません。※書き下ろし短編のみ「夏のリング」というタイトルで電子化されています。

詳しくはこちらの記事にまとめています。

まとめ

「交渉人シリーズ」はシリアスとコミカルのバランスが絶妙な極道BLです。

ヤクザなのに受けには弱い年下の攻めと、おじさんなのにかっこよさとかわいさが両立している受けの、何とも言えない関係性をお楽しみください。

同じく榎田尤利先生の「LOVE&TRUSTシリーズ」は「交渉人シリーズ」の原型とも言われている作品なので、「交渉人シリーズ」が気に入った方はこちらも一緒にどうぞ。


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