2023年京都記念（GⅡ）　予想

考えがまとまってかなり絞れたので予想を出したいと思います。

【馬場傾向】

　昨年末はBコースを使用し、今回はAコースを使用、つまり内側にグリーンベルトがある状態といえる。実際土曜の芝のレース４つのうち３つで内を通った馬が上位に複数頭来ている状態。やはり内を通る意識が必要。

【展開・ペース予想】

　『逃げ候補』６
　今回のポイントは圧倒的人気のドウデュースの存在。この馬の出方がレースを決めるはず。元々先行策を取っていた馬で、皐月賞からキャラチェンジをした形。結果的にはそれがダービー勝利につながった。さて今回はどんな作戦に出るのか。

　わざわざここに使った以上試走する可能性はあるので、先行策を取る可能性は少なからずあると思うが、やはり今回も後方策を取る方に賭けたい。
　この馬の不安要素は距離と抜け出したときにソラを使う可能性、これらを考慮した上での後方策だったと思う。今回、外枠に入ってしまったため、前に壁を作りにくい状況で先行策を取ると、どうしても上記の不安がつきまとう。それなら2200ｍかつ内回りコースであるので、ピッチ走法のこの馬ならコーナーで押し上げる競馬ができるので、それでも十分届くと考えるはず。

　ドウデュースが後方からとなると、前の馬は後ろが気になってなかなか動きづらい。早めに動くと間違いなく潰されてしまう。金縛りに合うかの如く、動けない状況となれば、やはり前への意識は減るはず。それでは前の状況を考えてみたい。

　今回はこれまで逃げてきた馬はアフリカンゴールド、キングオブドラゴン、ユニコーンライオンの3頭。ただ明らかに逃げたいのはユニコーンライオンだけ。アフリカンゴールドも逃げたい意識はあっても、テンの速さが違うし、前走でキングオブドラゴンにいいように使われたばかり。ここは逃げないはず。そうなると矢作厩舎の思うツボ。前が争うかにみえてユニコーンライオンだけを行かせて、キングオブドラゴンがスローに落とす。一見一頭だけハイペースで逃げているように見えて、実は楽逃げ。そう目論んでいるはず。わきりやすく鞍上も坂井君をユニコーンライオンに乗せている。こっちが本命だ。

　離して逃げる馬と後ろに構える人気馬。真ん中にいる馬はたまったものじゃないはず。ということで予想。

【予想】

◎６番　ユニコーンライオン
○１番　マテンロウレオ
▲12番　ドウデュース

　本命は逃げ切りに期待してユニコーンライオン。阪神2200mの実績もあり、前々走でも力が戻ってきたところを見せた。上記の展開になれば4コーナーでセーフティーリードを取って、グリーンベルトを一人旅する姿が見える。

　対抗に押したいのはマテンロウレオ。上記の展開でもノリさんなら時計読んで動けるはずなので、もしかすると矢作厩舎の作戦をぶち壊すかもしれない。もし展開にハマってしまっても恵まれるのは内枠で先行した馬になるとみるので、この馬にはチャンスがある。
この馬の成績を見たときに中山は合わない説がある。そこを消すと阪神中京での好成績が残る。コーナーで下り坂を活かせる馬と見れば今回もチャンスあり。

　単穴はドウデュース。時計読みならこの人。この人が早々に動けば前は残らない。ただもちろん差し損ねも考えられる。ちょっだけ舐めてかかってくれたらいいなという願い。

　馬券は馬連ワイド（１：２）のBOXで勝負する。馬連ワイド決まれば400%超え、ワイドだけでもプラスとなるように組む予定。余ればユニコーンライオンの単勝も買うかもですね。

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