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【将棋】王将戦の感想とか

藤井王将に羽生九段が挑戦する、王将戦は4勝2敗で藤井王将の防衛となりました。楽しみに見ていたので、お祭りが終わってしまったような少し寂しげな気分がします。

今回の王将戦は羽生先生の久しぶりのタイトル戦でした。長く将棋をやっていると、時代の流れですが、名前を見なくなる先生方が増え、少し寂しい気持ちになります。
羽生先生贔屓の感想になってしまうかもしれませんが、羽生先生は私にとって勇者のような人です。挑戦する羽生先生のお姿には大変勇気をいただきました。

第1局が行われたのは、年始の頃でした。羽生先生が工夫の作戦で挑むも藤井王将の勝利。やはり厳しい相手でしたが、羽生先生からも手の冴えや闘志を感じられました。
そして、そこから盛り上がります。2〜4局を互いに勝ち、迎えた第5局がターニングポイントでしたでしょうか。
羽生先生が得意戦法へ誘導し、最初は藤井王将がうまく対応して優位に立ちますが、うまく粘って混戦に。しかし、終盤のチャンスを活かせず敗れてしまいます。
第6局は少しお疲れな感じがしました。

結果的に藤井王将の防衛となりましたが、羽生先生も途中までもしかしたら、と思わせるような内容でした。
最初の方にも言いましたが、何歳になっても挑戦を続けるお姿に大変心を打たれます。
将棋に限らず、いろいろ複雑になって大変な世の中ですが、私も自分なりにできることをやっていきたいと思います。


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