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【マンガ感想】 ぼっち・ざ・ろっく!

年末年始に時間があったので、去年少し話題になっていたアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」を見た。
ひねくれ者の私は、昔から流行りのものを見る際は斜に構えてしまうのだが、主人公・後藤ひとりの空回りしながらも、できることをやっていく描写や、出会う人々がなんやかんやみんな良い人で、見ているうちになんだか心が明るくなった。
ちょっといいじゃん・・・

ところで、このマンガどこもかしこも売り切れで、最近になってようやく手に入れることができた。
このマンガでは、学校に馴染めない主人公のエピソードがいくつか出てきて、私のような同じように馴染めなかった人間は、結構我が身につまされるような思いをする。
個人的に割と人を選ぶような内容に思えるのですが、こんなに人気が出るのは結構不思議な感じがします(失礼)。

全然本の感想を言ってませんでしたが、主人公の孤独な事情に限らず、登場人物それぞれの立場に事情があり、読んでいる内にいろいろな感情が湧いてくる作品です。
個人的には、普段うまくいかない主人公が演奏の時に見せるかっこいい姿が印象に残ります。周りの評価を裏返していく感じが見ていて楽しい。
流行りものと敬遠せずに見てみてよかった作品。


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