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自分の価値観は、世の中に作られている

この記事は、『気にしすぎな人クラブへようこそ』をもっと楽しむためのnoteになります。今回は『P28』人の遅刻がゆるせなくてイライラから


「時間を守らないなんて!!」そう思う裏側にはどんな前提が潜んでいるでしょうか?
多くの場合、時間を守る事はよいことと感じる人が多いでしょう。
ところで、これはどこから来たのでしょうか。いつから私たちの中に宿った価値観なんでしょう?思い出そうとしても思い出せません。


「自分の価値観ってどうやって出来上がるの?」

僕もこんな記事を書きながら、箸は二本で使うべきだし、畳の上で履物をはいてはいけないと思っちゃう。年長者の意見が優先される風潮にあらがうのにエネルギーがいるし、学校では決めたわけでもないのに子供の同級生のご両親を○○ちゃんのお父さん、お母さんと呼んでしまっています。(名前でよばない)

このあたりは、多くの日本人の方に共感してもらえると思っています。守らなくてもいいのに、守らないと「んんんんー」と胆力がいる感じです。

・箸や、畳の扱いは親や家族という最小コミュニティ
・年長者の意見が優先されるは地域コミュニティ
・子供の同級生の親御さんの呼び方は親コミュニティ

で当たり前に詰め込まれてきた経験が染みついてるだけなんですよね。
実のところ、自分の中から自然と生まれてくるものは何一つない!

それなのに「時間をまもらないなんて!!きぃぃぃ!」って許せなく感じて、日常生活でフラストレーションを引き起こす。どこかから、いつの間にか宿ったものに苦しめられるなんて、なんだか不合理ですね。そんな信念は、もっと柔軟に扱わなきゃ。

その為には、心理的柔軟性を獲得する必要があります。心理的柔軟性は言いかえるといろんな角度から見てみる力ともいえるし、もっと簡単にいえば、可能性を多く探る力ということでもいいと思います。

さてここまで読んで頂いたあなたは、どうすれば心理的柔軟性を獲得できるかお気づきですね?


「心理的柔軟性を獲得するための具体的な方法」

コミュニティによって価値観が形成されるわけなので、より多様な価値観をもった人やコミュニティに触れるということです。

うちなータイムという言葉をご存じでしょうか?沖縄の現地の人の時間感覚が独特で、こういわれています。
例えば、10時に店が始まる⇒店主が10時に家をでる
このような認識だそうです。カナダもそんな感じと聞いたことがあります。カナダ知ってる方、ぜひ教えてほしい!

私が新婚旅行(十数年前)にてフランスに行ったとき、なんとホテルの水道が故障していたんです。業者さんに連絡がついたと思ったらは「土日なんで来週にしてくれよ」とマイペースなことこの上なし!

こうしてみると、自分の中にある信念がオリジナルじゃないことに気づけてきます。誰かの思いが自分の中に勝手に宿ってたりするんです。

そう思うと、苦しんでまでこだわり続けるの、ちょっとばからしいですね。
自分と違う信念で、豊かに生きている人をぜひ探してみてください。

ここまで読んでも「とはいえ、私はムカつくんだけど!」と感じる人は、それだけ大切にしたいことなんだ!と、開き直るのもありではないでしょうか。笑


これまでの記事はこちらのマガジンにまとめてあります!!

https://note.com/yakamano/m/mf5d2e85e2dab

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