人間関係うまくいく人、つまづく人の分かれ道
2000時間以上社内外の人と面談してきて気づいたこと。
人間関係で“うまくいく人”と“つまづく人”の思考の傾向がある。
うまくいく人は
成功した時はみんなのおかげ、
失敗した時は私のせいと
このように、成功は社会責任論、失敗は自己責任論で考えています。
なぜうまくいくのか。
それは、
そのほうがいい人に感じるから!!!!!!!!!!
うまくいった場面での発言
オリンピックなんかの会見で、
「ここまでこれたのは、ひとえに皆さんのおかげです」なんていうのお見かけますよね。それで、やはり、この人はいい人だって思うわけです。
一方で
「ここまでこれたのは、私の努力と才能によるものです」なんていってたら、そりゃそうなんだろうけど、なんか嫌だなって感じるでしょう?
で、これどちらが正しいかといえば、一人だけで成り立ってきたわけないですし、かといって本人の努力による成果も本当。つまりどちらも本当。
どちらも本当だけど、どちらが応援される人間の発言かには開きがあります。
失敗の場面での発言
「私がうまくいかなかったのは、今回の日本のサポートチーム全体の問題です」なんて言ってたら、その通りなんだけど、ぞっとするでしょう?
やはり
「私がうまくいかなかったのは、私が成功のために取り組むポイントを詰め切れなかった点にあります」の方が聞こえがいい。
これもどちらも本当。
本当だとしても、周りのひとはこのように反応します。
実際のところ、自己責任論(自分)でも、社会責任論(周り)でもどちらも正しくはあるんですよね。
そのうえで考える事は
[他人が応援したくなる、表現を選択しているか]
これにつきます。
ぼくも若いころは、正しいことを言ってるのになにがまずいの?という、いけすかない態度をとっていた、未熟極まりない時期もあったので、声を大きく言えません。
ですが、あえて今だからこそ、当時のわたしに伝えるならば、
正しい答えは、いくつも存在する。他者が心地よい正しさを選択できないことがまずいんだよと、ほら、他者から応援される態度をとれているのかい?と教えてあげたいものです。
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