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Endnote 21で文献番号をsuperscript (上付文字) にする方法

東京大学医学部老年病科の矢可部です。

仕事柄、英語論文を書く機会がよくあります。文献管理にはEndnoteを使っていて、Wordとリンクさせて引用文献を挿入します。

最近Endnote 21にアップグレードしたのですが、引用論文のスタイルをsuperscript(上付き文字)にするのに苦労しました。

Superscript(上付き文字)とは、以下のような引用スタイルです。

私は普段bracketを使うのですが、雑誌によっては下のようなsuperscriptを用いなければならないケースもあります。

Superscriptへの変更法をインターネットで検索したのですが、古いバージョンの方法しか見つからず、結局自分で解決しました。

今回はその方法を説明します。
なおこれはMacでの方法であり、Windowsでは異なるかもしれない点はご了承ください。


まず、Endnote 21の上のタブから

Tools → Output Styles → Edit "Vancouver" 

と進んでクリックします。

ここで、"Vancouver"は変更したいstyleの名称とします。

次に、Citationsの下のTemplatesをクリックします。

ここで、本文中の引用スタイルを変更できます。

Superscriptに変更したい場合、まず両側のBracketを消します。

そしてBibliography Numberをドラッグして選択し、上のタブから

Edit → Font → Superscript

と進み、クリックします。

結果、Templatesは以下のようになります。

一見分かりにくいですが、ちゃんとsuperscriptになっています。

この方法がわからないとbracketを消すところまでしかできないため、引用を入れた後、Wordのリボン(上の細長い部分)にあるボタンで1つ1つsuperscriptに変更しなければなりません。

参考になれば幸いです。

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