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2021/12/2 白饅頭日誌:12月2日「ポイント・オブ・ノーリターン」への長文コメント

※500文字でツッコミが終わらないので記事にしました。

とにかく影に隠れろ、という時代

余暇の一環としてコスプレを嗜む人間なので、少し違う角度からコメントします。ポイントは人目につくと攻撃されるから隠れろ、という話です。

というのも、"町おこしイベント"の一部にコスプレ撮影可能な場所と更衣室を用意するという流れが2010年頃から全国に波及していったのですが、出てくる苦情の中で一番大きいのが「視界の暴力」というフレーズでしたね。

それも男性の女装は論外として、女性の男装が見苦しいという苦情が非常に多かったんです。

そして新型コロナ禍の時代に入ると、イベントや撮影会が休止となって、少しずつ再開されていったのですが、そこで出たのが「コスプレは人目についてはいけない」という空気の問題でした。

SNS等のネットにも写真をアップすることもなく、こっそりと活動している人が急に増えてきました。

温泉むすめも大々的にキャンペーンを張るというよりも、5年間も地道にコソコソやっていたのが見つかって攻撃されただけなんでしょうが、その対象を見つける仁藤某の嗅覚の鋭さは、流石は元・いじめっ子。

相互認証破壊に至る前に、二次元にかかわる界隈が"地下で臨界前核実験"のような形に変わっていく気がしますね。

政治の問題として

この件が、保守派の政治家が飛びついて票田にしようとする動きが出てくるとは思えません。なぜなら、ここ最近の表現規制運動はサヨクの側から出てきているからで、保守派がここで呉越同舟に乗る状況とは考えにくいからです。

むしろ「見たいものしか見ない」態度の果てにある「傷つかない権利」の暴走の一つの形でしょう。

そのくせしてリベラルやフェミニストと称する人種は、自分の間違いを認めないし、立ち振る舞いが大変失礼で、人の気持ちの縫い目に沿ってものを考えない人が多い。

独善的な”ただしさ”にこだわる神経症の人間の相手をしない、と判断した「温泉むすめプロジェクト」の運営会社の英断は支持します。

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