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専業主婦は没落階層か

目下2本の"性的消費"や"女性便益"をテーマにした記事を並行して書いているのだが、結構手広く論じないといけないというので、またも長文記事に。7000字超えと4000字超えである。

正直、専業主婦層と専業主婦志向女性の凋落は深刻な問題のような気がしている。このあたりのクラスターが何かとイチャモンをつける"フェミニスト"になっていっているのではないか。

これまで賃労働に従事しなくても得られていた利権が、経済情勢の変化で奪われたという剥奪感を動機として、あれこれ騒いでいるように思えてならない。

だからバリキャリであるとか富裕層系のような強い女は、弱い女や地位の低い女に手厳しい。これは先日指摘したばかりだ。

そして実利を取りつつ何かと差別と騒いで自らの取り分をちゃっかり増やしていくという非生産的な女性と、そういう飼われるだけの"家畜"にうんざりしているバリキャリ女性と、自らは高収入男性の妻として安全地帯から高みの見物を決める女性と、分裂していくのであった。

もしかすると専業主婦というのは没落中流層、没落中間階級の典型であるのかもしれない。

この没落した階層が吹き上がる理由は、↓の解説に詳しい。該当箇所を引用する。

 次に、ピエール瀧さんを擁護している石野卓球さんに対するネット炎上などに見られるようなネット炎上の動機について話します。こうしたネット炎上については、まったくなんの考慮をする必要もありません。それは学問的な背景があります。昔、なぜナチスドイツがこれほど力を持ったのかということに関する研究がありました。その結果分かったのは、貧乏人ではなくて、没落中流層が劣等感という不安を埋め合わせるために権威にすがる、攻撃的になる、排外的になるということがデータで実証されました。
 要は、平成は共同体崩壊の時代だけれども、不安と鬱屈にさいなまれたかわいそうな人たちが増大し、その不安と鬱屈の埋め合わせのために、排外的、攻撃的な行動を取るというふうに考えられます。だから法の意味も考えないで、言葉の意味も考えないで、言葉の自動機械に堕し、法の奴隷に堕する連中が量産されているわけですね。典型がネトウヨであり、クレイジークレイマーであり、モンスターペアレンツですね。これらはオピニオンでもなければイデオロギーでもない、ただの症状です。苦情の中身にはなんの意味もなく、症状としてだけ捉える必要があります。
 これが先ほど申し上げたナチス研究をした人たち、フランクフルト学派とか、フロイト左派といわれますけども、要は炎上は神経症的な症状に過ぎないので、その内容を真に受けてはいけないということですね。これは冒頭に申し上げました、不快感なるものにはなんの公共性もないという問題に直結しています。

この手の吹き上がりへの抑止が働かない人間が増えていることに注意されたい。

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