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9月の振り返り

今月は頑張って公開した記事やら、頭に血が昇ったのに任せて3500字の7倍返しやら、多様性(笑)に富んだラインアップとなりました。

ランキング

ダッシュボードを見ると、9月度上位6件がこんな感じでした。

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相変わらずこの記事が読まれているのが強いです。

この記事は女オタク(?)というよりも女子+二次元の文化の歴史と現状のレビューを意識して書いたのですが、戸定梨香PR動画削除騒動も絡めて、昨今のトレンドをまとめてみました。

上位2記事がフェミニストにとっての"不都合な現実"を取り上げたものとなりましたが、3,4位は"排除"をテーマにした記事です。

この"排除"という概念はジョック・ヤングの「排除型社会」で言うところの"排除"概念そのものです。

9月度の論点

人は分断と言うかもしれないが、実際に起きているのは"トライバリズム"(by 内田樹)だったのではないか。そう思わざるを得ません。

戸定梨香PR動画削除騒動に関して私の母親が言い放った一言が気付かせてくれました。

まぁ、「多様性が必要だ」と言いながら、他人の評価軸は1つだけ、この場合は女の評価軸は"年齢も含めた性的魅力"、という視野の狭い話だっただけです。

現実の、生身の女は、あんな運動家の考えるステレオタイプな思考はしておらず、「女の子にモテそうな子」が好き、というシンプルな現実があるだけ。そしてここで言う"モテ"の語法が違う。男の目線を経由しない自己現象、自己運動である。

そういう分析を披露したのが「釣りタイトル注意:女性を"性的消費"する女性」という記事でした。

ステレオタイプ思考と歴史の捨象に警告を発する意味で、こちらの記事も書いています。

実際のところ、表現の自由がありながら、自らを表現する女性と、表現もせずに難癖をつけるだけの女の分断が見えているわけで、そういう形の分断が存在するということすら世間の認知は得られていません。

それが"トライバリズム"の一つの表れであり、「日本で現れるトランプやタリバンは、男の姿はしてない」と言われても違和感はありません。

面白いことに、このVTuber戸定梨香動画削除問題に関して、キリスト教婦人矯風会という本家が一切反応していないことは注目に値します。これが今後、どのようになっていくのか、注目していきます。

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