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平金目の味噌たまり焼御膳にこめる思い

平金目って何?美味しいの?

平金目とは??
まずは、いつもお世話になっております「ぼうずこんにゃく様の市場魚介類図鑑」で調べてみます。

味わいについて

夏から初秋の産卵後以外年間を通じて味がいい。

鱗は硬いが取りにくくはない。皮はやや厚みがあり、やや強い。骨は硬くない。

血合いのよわい赤みがかった白身。熱を通しても硬く締まらない。

ぼうずこんにゃくの市場魚介類図鑑より

図鑑上はこのような表記なんですね。ただ、なぜ焼津港丸入商店がこの魚を扱うかというと、理由があります。


①青森県八戸漁港の開洋丸さんが、日本有数の漁場で獲った平金目に限定してます。

②天皇海山の海域の水は冷たく、水深は300M~1000Mの深いところで取れているため、さらに海水が冷たく脂のりがいい

③漁獲後、開洋丸さんが丁寧に選別を実施されており、傷ものがすべて外れているため、鮮度が抜群にいい

この結果ですが、はっきり言って

「近海でとれたものとは、まったく味・脂が違います」

脂のりが良く、食べた感想はほんのりバターの風味もしました。


この素材に、丸入商店の漬け込みを行います

相白味噌の上澄みを使用

今回の1番の違いは、相白みそを作る際に、上澄みにたまる旨味が溜まってくるのですが、その旨味成分だけで漬けこみを行いました

この上澄みに漬け込み、3日以上熟成させた、平金目となります。

この結果・・・

味噌の上澄みを使っているため、味噌が濃厚というより、旨味が最大限引き出された漬魚となりました。

通常の金目鯛では得られない濃厚な脂かつ、上品な脂と味噌の風味を、味わえます。

照りもあり、身もふっくら。この旨味と脂の融合は、なかなかないです

どこで食べれるの?

焼津港丸入商店 波なれ にて限定提供
11時~14時LO 14時30分まで

数量限定 この機会にどうぞ

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