コミュ「シンデレラロード 大原みちる編」を読んで心がパンになった話

こんにちは。好きなパンはメロンパンとチョココロネな矢板谷です。
今回は大原みちるちゃんのシンデレラロードコミュを読んだので、その感想について書いていこうと思います。

当然ながらネタバレを含みます。閲覧の際はご注意ください。


前半

1話より、企画が渡されたシーン

話の流れ

ショッピングモール内のタイアップ店舗企画に参加することになったみちる。彼女を含む7人でハイカラ喫茶をやることになりました。
スペシャルなパフェにオリジナルブレンドのコーヒー、沢山のフルーツを使ったデニッシュ等、それぞれが出したいメニューを考え、オープン初日から大盛況!!順調なスタートを見せます。
しかし1ヶ月後、売り上げが少しずつ下がっていることが判明。そのことに何か引っかかるものを感じたみちる、でもそれが何なのかは分からずもどかしい状態に。
それを見たショッピングモールのオーナーは、プロデューサーにある話を持ちかけてきて…?

ここまでが話の前半。
みちるが引っかかっていたものとは何なのか、ハイカラ喫茶はどうなっていくのかは後半で明らかになります。

前半の大原みちる

1話

前半のみちるはとにかく張り切ります
というのも、彼女は実家のパン屋で商品を作ったことがありませんでした。理由はつまみ食…味見を沢山していたからだとか。
そんな彼女が、ハイカラ喫茶に出すメニューを作るという形で商品を作ることになったのです。嬉しさもパンを焼きあげている時のように膨らんだことでしょう。
実際、この時の彼女の言葉には嬉しさ喜びがすごくこもっているように感じました。

そして、その嬉しさが行動となって表れます。これはみちるの素直で感情豊かな所の良さだと思います。
来てくれるお客さんに喜んでもらいたいという想いが至る所で見られたり、プロデューサーに許可を得たうえで両親にこの仕事のことを伝えたりと、その張り切りようは読んでいた私もやる気が出てくるくらいでした。

皆さんもぜひこのコミュを読んで、みちるの感情の変化張り切り具合を感じていただきたいです。


2話

また、このコミュではみちるが両親と(メールではありますが)会話をしているシーンがあります。
先述の通り、みちるはハイカラ喫茶でパンを作ることをパン屋を営む両親に話しており、その際にお父さんはアドバイスを、お母さんは励ましの言葉をみちるに伝えています。
このように、両親がみちるのアイドル活動を直接応援している所を見れるのも、このコミュの良さの1つだと思います。

余談ですが、このコミュ以外にも大原家がみちるのポスターを店先に飾ろうとしているといった、両親がみちるのアイドル活動を応援している描写はあります。気になった方はぜひ探してみてください。


2話

他にも、個人的にみちるの魅力の1つだと思っている「あははー!」も見れます。
これが本っっっっっっっ当に可愛いので、皆さんにもぜひ見ていただきたいです。

後半

特訓前イラスト、良い眺めですね。

話の流れ

ショッピングモールのオーナーが手掛ける温泉宿に、PRも兼ねて訪れたハイカラ喫茶のメンバー7人。温泉や極上の料理といったおもてなしを存分に堪能します。
その後、夕食時にこの宿の理念を聞いたみちるは、お父さんのアドバイスの意味を理解し今まで感じていた引っかかりの正体を掴みます。
早速プロデューサーを呼んで話し合うことにした7人。
そこでみちるは自身とパンの話をしつつ、今のハイカラ喫茶に足りないものについて話します。
その話を聞いて再び士気を高め、メニューの見直しを行った7人。新たな方針を定めたハイカラ喫茶はネットでも評判となり、多くの人に愛される場所になっていったのでした。

ここで話は終了。
企画は大成功を収め、コラボ終了後も愛される店となりました。やった!!!

後半の大原みちる

5話より、彼女にとってのパンを語るシーンは必見です

後半のみちるに触れるうえで欠かせないのは、何と言っても5話のパンへの想いを語るシーンでしょう。
ここでは、みちるにとってパンとは何なのかが語られています。
彼女にとってパンとは

  • 目を覚ました自分を真っ先に出迎えてくれたもの

  • 当たり前のように毎日を一緒に過ごしてきたもの

  • 安心を与えてくれる大切なもの

であると話しています。

5話

幼い頃からパンに囲まれて育ってきたみちる。
そんな彼女だからこそパンが大好きになり、その愛が彼女の個性や魅力となっていきました。
アイドルにスカウトされた時も、初めてレッスンをした時も、宣材写真を撮った時も、初仕事の時も、彼女の側にはパンがあり、パンを食べる彼女の幸せそうな表情が多くの人の心を突き動かしてきたのです。
パンを愛し、パンと共にアイドルの道を歩んできたみちるの素直で確かな想いが、このコミュの一番の見所だと思います。


4話。プロデューサーを呼びに来るシーン

他にも、後半では元気いっぱいで天真爛漫なみちるの姿が沢山見れます。
彼女の素直で明るい性格や、見る人を幸せな気持ちにさせるあどけない笑顔、その可愛さを余す所なく感じることができると思います。

感想

このコミュには大原みちるという一人の少女の魅力が沢山詰まっていました。
収録で大食いをしていた所も、張り切りすぎてメニューの名前が長くなった所も、持ち前の元気で明るい姿で喫茶をやっている所も、温泉で癒やされている所も、いてもたってもいられなくてプロデューサーのもとへ向かう所も、その1つ1つがとても可愛く、読んでいて笑顔になってました。
それに加えて両親とのやり取りや自身とパンの話といったみちるに関する話も多く、彼女の魅力を一層知ることができました。


2話
4話
5話
5話

もちろん、7人で協力してハイカラ喫茶を成功させるという話としても非常に面白かったです。
このコミュは何かと7人が一緒にいるシーンが多く、それが彼女たちの結束力の強さを表していたように感じました。
その強い結束力で話し合いを重ね、沢山の人が訪れるハイカラ喫茶にしていくので、読んでいて非常に楽しかったです。

こんな感じで楽しく読んでいました。
読み終わった頃には、まるで焼きたてのパンを食べた時のような幸せと温かさを心に感じていました。私にとってこのコミュはパンだったのかもしれません。
このパンのような気持ちを忘れずに、これからもみちるの夢を、進む道を応援していこうと思いました。

終わりに

特訓後イラスト。和洋折衷な服が良いですね。

以上が、今回「シンデレラロード 大原みちる編」を読んだ感想となります。

ここで書いた感想やみちるの魅力は、あくまで私が感じたことでありほんの一部でしかありません。大原みちるは、1つのパン生地では収まりきれないほどの魅力であふれていますから。

しかし、もしこれを読んでみちるの魅力が少しでも伝わったのなら、みちるのことを知りたいと思うきっかけになったのなら、私はとっても嬉しいです。

ここまで長文を読んでいただき、ありがとう御座いました!