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[シャドバ]現環境最強!ロキサスエルフの増加理由とデッキ構築について

こんにちは!夜瞳(やひと)です。

今回はアディショナル後のローテーション環境で猛威を振るっている『ロキサスエルフ』についてデッキ構築を中心に、何故増えたのか等を自己流で解説していきます!もし良かったら最後まで読んでいってください!

プレイング編はまた別のサイトで記事書いてます!この記事の1番最後にリンクを貼っており、無料で読めますので、良ければ是非そちらもよろしくお願いします!

※カード名は" "を用いて表記し、一度記載したものは略して書いていきます。自己流解説とはいえ、SNS等から拾ってきた事も踏まえての紹介なのでそこはご了承ください。

1. ロキサスエルフとは?

そもそも、どういったデッキかが分からないとイメージがしにくいと思うので、まずはここから説明していきます。

「ロキサスエルフ」は”開拓のロデオガイ・ロキサス”を軸に据えた、ミッドレンジタイプのデッキとなります。
”ロキサス”の効果はこんな感じ ↓

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いわゆる’乗り物’をボードに展開させ、5,6コストの時にコスト以上の動きを相手に押し付けることで、圧倒的な面を形成します。処理されれば、その次のターンに”小槌の勇士・スクナ”で相手のライフを詰めたり、”ギガントパスチャー”で相手の面を処理しながら次のターンに向けて準備を行ったりしますね。そのままの面で押し込めることも結構ありますが、返される時もあるので相手のデッキや動きを見て緩急をつけ、攻めましょう!

試合間の流れをざっくり説明すると…

序盤=”ナテラの大樹”をハンドにできるだけ多く抱える
中盤=溜めた”ナテラ” と ”ロキサス”を用いて火力を出す
終盤=”スクナ”や”優美な猫姉妹・シャム&シャマ”などでリーサルを狙う

こんな感じですね。ミッドレンジデッキで、攻めと守りある程度両方起用に行えますが、基本的には攻めるタイプのデッキであるという認識でいいと思います。あと、このデッキはカードの単体パワーで押すのではなく、多様なカードを用いて火力を出すコンボデッキです。パーツを揃えながら上手く相手の面に付き合う必要があるので、意識して立ち回りましょう!
練度が上がれば上がるほど勝率が伸びるデッキです!!


ロキサス引けない時どうなの?

今までの流れを見たときに、「ロキサスなかったら弱そう…」とか、「パーツ引けなかったら負けでしょ…」と思った方結構多いのではないでしょうか。実際、”ロキサス”ない時はパワーは落ちますし、ゲームとして少し厳しい状況になるのは事実です。
ただし、引けなければゲームにすらならないということはありません。こプロリーグやレートなどの競技シーンでも多く使用される要因がこれですね。回った時の火力が非常に高く、やり過ごす力もある。使う理由としては十分です!


なんで今更増えたの?

後でデッキの内容について説明していきますがこのデッキ、実はアディショナルカードがほとんどの場合で採用されていません。なのにどうしてここまで数を増やしてきたのか。

大きく2つ言えることがあり、1つは”世界・ゼルガネイア”のナーフです。「ロキサスエルフ」は盤面を形成しライフを詰めに行く際に、どうしても乗り物に乗った縦に強いフォロワーを3面程度展開する動きになりがちで、15点以下に押し込む必要があります。ここに”ゼルガネイア”の処理と5点回復が刺さると非常にきつかったということが大きかったですね。しかし、ナーフによって”ゼルガネイア”が6コストになったことによって、どのデッキでも採用されていたのが、枚数が減る or デッキに入らなくなるという形になりました。
このことが、現在「ロキサスエルフ」が勝率をある程度伸ばせている要因その1です。

2つ目。「連携ネメシス」の台頭による、「進化ロイヤル」の減少ですね。アディショナル前後で頭角を現してきた「連携ネメシス」が「ロキサスエルフ」に有利をとれている「進化ロイヤル」に対して結構強く出ることが出来ると言われています。よって「ロキサスエルフ」が苦手とする対面が減り、環境での立ち位置が良くなりました。「連携ネメシス」に対しても「ロキサスエルフ」は有利がついていると思っています。

ここ数日で「ロキサスエルフ」に強く出られるように、また”ゼルガネイア”の枚数が増えていたり、「ルーニィクオンウィッチ」が少しずつ流行しているので、そこは少し気を付けてください!


2. デッキを細分化してみてみよう

ここからは「ロキサスエルフ」のデッキの中身を見ていきます。
stepとしては、①3枚確定で入れるべきカード ②3枚入れるかは少し怪しいけど絶対採用すべきカード ③採用検討内のカード という3段階でお話していきます。

①3枚確定で入れるべきカード

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以上の画像にあるカードは3枚確定で問題ないと思います。デッキの核となる”ロキサス”を中心に、乗り物生成に必要となる”ナテラ”を生成・収集できるカードやバウンスカード、乗り物に乗ることでリーサルにも絡んでくる”シャム&シャマ”や”パスチャー”等、比較的よく見るカード達ですね。

バウンスカードは結構大事なので"対空射撃"と"森林の狼"を両方3枚いるかな?とは思いますが、枠の問題で枚数を少し削ると言うのは全然あると思います。最低4枚はデッキに欲しいかなって感じですね。

”ワンダーコック”を2枚にしているリストをちらほら見ますが、個人的には一度に2種類のナテラ生成カードを引っ張ってこられるという点で、スタッツの弱さを差し引いても3枚採用のほうが安定して火力を出せるのではないかと思っています。

②3枚入れるかは怪しいが絶対採用すべきカード

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この4枚は枚数調整が人によって分かれてくるところかなと思います。よって、この項目は全カードについて触れます。共通して言える事が多いのは、相手の展開を捌く際に多く用いられるカードであるということですね。特に”森を彩る者・エルフクイーン”と”ヴァーミンハンター”はそれぞれでメリットがあり、役割が少し似ているのでまずは簡単にそれを説明していきます。

”エルフクイーン”のメリットは 

①” ロキサス” 展開前に相手に押された面を後手4tでほぼ返せる。 
②3コスト2/3守護という十分に仕事するスタッツでドローが見られる。
③” ロキサス” での展開時に回復するコストに比較的くっつけて出しやすい

という感じですね。ざっくり言うと安定感の向上につながる1枚となります。

続いて”ヴァーミンハンター”のメリット

①相手の盤面を処理しながらライフにダメージを飛ばせる
②” ロキサス” での展開時に噛み合うと爆発的な火力になる
③” ロキサス” を引けていない時でもゲームを作れる

という感じですね。こちらはどちらかというとデッキの火力を上げるため1枚という意味合いが大きいと思います。

両方3枚採用することもしばしばですが、見てる限りだとどちらかのカードは2枚採用で計5枚入っていることが多いのかな?と思います。どちらを重視するのかは本当に好みだと思うので、手になじむ方を探してみてください!個人的見解はまた後程にお話できればと思います。

次に”スクナ”ですね。基本的にはまず3枚採用されるでしょうし、自分もここは3枚でいいと思ってはいますが、2枚のリストもたまーに見るのでここに置きました。枚数が減らされている理由としては、1試合で1枚引ければそれでいい、2枚あれば良いな…という認識なのかなと思っています。使用するターンは中盤から終盤にかけてとなるので、”ナテラ”でドローを回す中で持ってこれる考えですね。
また”スクナ”は、序盤に使いたくない and コンボ自体には絡まないカード なので他の火力上げパーツに枠を割きたいという意図もあるのではないかと思います。

最後に”堕落の決意”です。このカードは相手の展開を捌く役割もありますが、採用理由としては相手の守護を1コストではがし、リーサルを狙うというところになってきます。したがって進化3回した状態での運用も視野にいれておいてください。採用枚数としては1,2枚になってくると思います。デッキとしてのパワーを上げるタイプのカードではないので、1枚指しておくくらいが理想だとは思いますが、環境的に”アイシィレンドリング”等の守護がそこそこ多く入っている環境のため、2枚採用が丸いかな?というのが現状です。今後デッキから抜けるカードとしては1番可能性が高いです。

③採用検討内のカード

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人によって重視するところが変わる、難しい問題になってきます。全てのカードについて話していくととんでもない文量になるので、今回は2コストカードどれ入れる問題について自分なりの見解をお話しします。多くのシーンで採用されている、"自由なる冒険者"、"放浪する料理人"、"ラミエル"の違いが主になりますね。

放浪する料理人

このカードの利点は主にミラーマッチで回復と3点ダメージが優秀ということです。進化を切ると乗り物も出してくれるので、"ロキサス"の前のターンに配置できたりするとオープンアップした時の火力上げにも使うことができます。ロキサスに合わせて使うカードの一つという感じですね!


自由なる冒険者

このカードは逆に、序盤でのテンポを相手に取られにくくするために入っていることが多いです。2ターン目におけると3ターン目に置きたい"ワンダーコック"のスタッツ問題を解消してくれ、比較的安全にロキサス展開に持ち込むことができます!5ターン目以降はバイクを場に出してくれるので、"スクナ"と合わせてリーサルに必要な打点の補助として使える事も利点ですね!


ラミエル

このカードの利点は後手の動きを強化しながら、次に6コスト使える状態を作れる事です。効果そのままの役割ですが、『ロキサスエルフ』に置いて相手より早く6コスト使えるという事はとても重要になってきます。まず分かりやすいところで言うと、"ギガントパスチャー"が投げられる事ですね。『連携ネメシス』等に面を広げられた時、"エルフクイーン"や"ヴァーミンハンター"で返す動きは弱くはないですが、相手の動きに対応しているだけでやりたい動きにはなってないと思います。そこでラミエルを使うとそのターンは弱い動きかもしれませんが、次に繋がる動きを作りやすいです。2コストなので+"荒野の休息"という動きを取れるところも利点かなと思います。ただし、後手4以外のバリューを考えると以上の2カードよりは劣る部分があるのも事実です。


ローフラッドや生命の宴について

現在の環境で、この2枚のカードはかなり採用が減りました。"吊るされた男・ローフラッド"のエンハンス効果は現状刺さる対面がそこまで多くなく、頼らずにしっかりロキサスプランを取った方が勝率が高いので抜けている形ですね。

"生命の宴"も理由としては似ているところが多いかなと思います。8枚プレイの要求値がかなり高いので、確実性がない。ドローソースとしてはテンポを捨ててしまっていてパワー不足。ってところです。


3.全体で見るデッキバランス

最後に、デッキ40枚として見たときに今主流の形2種と、少し変わったタイプで自分が組んでみたものをご紹介できればと思います。

一つ目はこちら ↓

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2コスト帯に”冒険者” と ”料理人”を採用した型になります!冒険者を3枚にして料理人0のリストも結構多いですかね。強みはやはり”スクナ”の打点を2コストで2点引き上げることが出来る点です!他の2コストに比べても試合全体で汎用性が高く、腐りにくい印象がありました。今の環境であれば火力の底上げは大事なので、迷ったら”冒険者”を採用するのがいいと思います。自分は今、”料理人”の枠を”スケアリートレント”に変えて回してますがかなり相性がいいです!


2つ目はこちら ↓

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”ラミエル”採用型になります!1つ目のデッキと変わっているのは3枚だけなのですが、この3枚で動きにも違いが出てくるのでぜひ試してみてください。このデッキの強みは後攻勝率を上げることが出来るという点ですね!後手で相手の動きがそこまで強くない時に”ラミエル”に進化切れるアドバンテージはかなり大きいです。
あとこのカード「後手4以外使い道ないんじゃない?」と思われる方が結構いらっしゃるかもしれませんが、実はそんなこともないです。結構色んな場面で使います

例えば、「背徳バアル」対面の時に”ロキサス” から展開した乗り物に”ラミエル”を乗せると基本的に”ヴァンパイアスレイヤー・ルシウス”以外で取れなくなり、かなり圧をかけることが出来ます。”ヴァーミンハンター”を守るようにこのフォロワーを添えて置くことで、意外と残ったりすることもあるのでうまく使えると結構強いと思っています。
特に、アディショナルカードの追加・「ロキサスエルフ」にやれる。ということによって「背徳バアル」の数が増えているので、12/1段階では”ラミエル”採用型がおススメです!

ここでもう一つ。先ほど保留した”エルフクイーン” と ”ヴァーミンハンター”どっちが優先?問題ありましたよね。個人的に”ラミエル”を採用しているリストの場合は”ヴァーミンハンター”3枚のほうが確実に強いと思ってます。後手4で進化を切りたいのは”ラミエル” > "エルフクイーン" になるため、必然的に”エルフクイーン”の優先度が下がるからです。また”冒険者”を採用しないため、打点を補うという面でも ”ヴァーミンハンター”は非常に重要になりますね。”ラミエル”のおかげで”ロキサス”ともくっつけやすくなるので、いいこと尽くしです。

そして、”ラミエル”を採用しようがしまいが、自分の中では圧倒的に”ヴァーミンハンター” >"エルフクイーン" だと思っています。
理由を簡潔に言うと、よりデッキコンセプトに合っているからです。"エルフクイーン"というカード自体がかなり受けの1枚になります。コントロールデッキであれば欲しいカードになりますが、『ロキサスエルフ』と言うデッキ軸を考えた時に攻めるデッキであることを考えると、相手のライフを詰める動きが取れる"ヴァーミンハンター"の方が合っているかな?という感じです。

デッキを構築するときに迷った時は、自分が使っているデッキはそもそもどういうタイプのものかを考慮してみると良いです!


3つ目 こちらは少し変わった型

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目を引くのは"地を裂く異形"ですかね。このデッキを使っているとどうしても"ロキサス"を引けていない時にリーサルを狙うのが難しいと感じたり、若干打点が足りない…ということがありました。"異形"はそんな悩みを解消するために入っています。ハンドが溢れそうな時に調整出来るところも利点の一つですね!

そんな"異形"に混ぜられるカードがもう少し欲しいという事で、今自分が試しているのが"純真なる弓使い・リノ"になります!これは結構珍しいかな?(笑)。他の候補としては"スケアリートレント"になってきますね。"スケアリー"でも良いんですけど、"ワンダーコック"のサーチ先がブレてしまうのがあんまり好きではないので、より長く試合を見れる事もあって"リノ"を採用しています。ここはまぁ"スケアリー"で良いかも?(笑)。今後要相談です。↓
相談結果、見事に”スケアリートレント”に
枠を取られました…。

同じ理由で堕落を1枚減らし、"エルフクイーン"を増やしています!

こんな感じで環境や好みに合わせて色々変えることが出来るデッキで、難しい分奥も深いので少しでも気になった方は是非遊んでみてください!


終わりに

如何でしたでしょうか?1人でも多くの方に参考になっていれば幸いです!
マリガン・プレイング編は下記のURLから無料で見ることが出来ますので、良かったらご覧ください!

https://gamelab.page/articles/182

それでは良きシャドバライフを!

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