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[シャドバ]背徳バアルVを自己流解説

こんにちは、夜瞳と申します!
少し遅いですが、先日グラマスになる事が出来ましたので今回は途中で結構回した、背徳バアルVについて色々話していきます。主には構築やマリガン、基本の立ち回りから現在のデッキの立ち位置を話していければと思ってます。

※カード名には””をつけて記載しています。同じカード名も何回か出てくるので、その際は略しています。


1. 構築について

先ずはやはり構築ですよね。背徳バアルVがどんなデッキか軽く話していくと、基本的にミッドレンジ帯で戦うバーンデッキだと思ってもらえればいいと思います。"背徳の狂獣"に進化を切って、自身のドローをバーンダメージに変換する事で相手のライフを削り切るプランを取るのが大きな勝ち筋です。リーサルターンは主に7.8.9ターン目になるかなと思います。


一般的に多く使われてるリストはこんな感じ

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冒頭でミッドレンジデッキと記したように、SOR環境でのこのデッキは以前に比べ、少し後ろ寄せになっています。ゼルガネイアも3枚採用され、バアルの6枚融合が見込みやすくなっています。SORから追加された”ショーダウンデーモン””傷無き双翼・ピユラ”がフル投入されているという面でもパワーが底上げされていますね!

なぜ後ろ寄せになったの??

大きくの問題は、環境当初に強かったデッキが守護ビショップ進化ロイヤル、ディスカードドラゴンあたりだったことが要因だと思っています。
…というかそれらを含む大半のデッキに採用されている”ゼルガネイア ”のせいですね(笑)。このカードを採用しているデッキが多すぎて、アグロが通りにくくなってしまっているのが現状です。


よって、この背徳バアルVも6,7tでの早期決着ではなく、長めのゲームの中である程度一気に詰めて勝ち切るプランに変わっています。


1.2. 採用検討カードについて

上記のリストが一般的ではありますが、環境の変化や好みに合わせて採用されるカードが少し変わってくると思いますので、その際に候補になるようなカードを紹介していきます。
ということで、まとめてみるとこんな感じです

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採用をする際にどこを強く見たいかで変わってきますが、大まかには3種類あると思ってます。

1.アグロ寄りにして早期決着を目指す。

例)”銀矢の狩人”、”月下の人狼”
2.ドローを増やし、バアルの6枚融合を狙う and リソース自体の補充

例)”禍々しき浸食”、”レラジュ”、
”血の取引”、”ヴァンパイアシーカー・ユナ”
3.バーンダメージのリーサル手段を増やす。例)”夜を統べるもの・イリヤ”

こんな感じですね!ちょいちょい現段階で採用されているカードの下位互換チックなものもありますが、ここら辺は好みです。


1.3. 10/14段階でのデッキリストと理由

ここまではどちらかというと環境初期を中心に話をしていましたが、自分が現在強いのではないかな?と思う構築をご紹介できればと思います。

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リストはこんな感じです。基本の型から”暴威の悪魔”と”ゼルガネイア”を1枚ずつ”銀矢の狩人”に変えています。理由は主に3つです。

①ネクロマンサーの台頭

ここ数日で”トリニティモンスターズ”採用型の葬送?ネクロがかなり増えました。7tにはグレモリーを起動させ、強固な盤面を一気に押し付けながら詰めてくるデッキです。
この葬送ネクロは主にロイヤルに対して強く出られることから増えているのですが、横並べされながらのアグロムーブに弱いという難点があります”銀矢”はこの弱点に付け入ることの出来るカードとして非常に優秀です。元々回復がそこまで多くないのが葬送ネクロなので、序盤である程度ライフを詰められれば後はバーンで押し切れます。


②アグロ以外にも使い道がある

主に6tでの話ですね。最近のリストでは”ゼルガネイア”が確実に採用されるため、相手も15点を意識して止めてくることが多いです。特に今は”銀矢”が抜けていることが多いため、6tには自傷しながら”ゼルガ”が飛んでこないと思われることが多いです。そこでこちらから自傷しながら”ゼルガ”が投げられれば、相手のリズムを崩しながらドローを回すことができます。


③”ゼルガ”と”暴威”は3枚いる??

もちろん3枚入れることに対して全否定とかそういうわけではありません。ただ、状況に応じて手札で腐ることもあるな…というのが回してると割とあったんです。特に”ゼルガ”はバアルに混ぜることが出来ないデメリットが大きく、ここで引くのか…って思うことも多いので自分は2枚に抑えるのがいいかなと思います。”ショーダウンデーモン”で捨てればいいじゃん。という声が聞こえますが(笑)。毎回毎回いいタイミングで捨てられるとは限らないので、それなら他の使い道を見いだせるということで、空いた枠に”銀矢”をいれているという感じです。



2. マリガンについて

ここからはマリガンについてお話ししていきます。対面によって変えることも多いので、一先ずは悩んだ時用ですね。

先手後手問わずキープ

”背徳の狂獣”、”ナイトレイドヴァンパイア”、”密約の吸血鬼”、”傷無き双翼・ピユラ”

先手キープ

上記+”暴威の悪魔”

後手キープ

上記+”魅惑の教鞭・イオ”

大体はこんなイメージですね。基本的には”背徳”に進化を切ってなんぼのデッキなので全力で探してください!”ベヒーモス”なんかもドロソでキープしたくはなりますが自分の場合、序盤は面に圧をかけながらドローを回す方が優先だと思っているので、マリガンで残すほどではないかなと思います。

"バアル"はキープ対象じゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ぶっちゃけかなり自分も悩むところではありますが、やはり背徳進化後に切りたいカードということを考えると試合の中で引く方が確実にバリューは高いので、マリガンでは返してからより強い動きを探したほうが結果勝率は上がると思います。ここは諸説です。

この後記載しているデッキ以外はこのマリガンで多分大丈夫です。


2.1. 守護ビショップ対面のマリガン

基本のマリガンを抑えたうえで、特に意識している対面の筆頭がこの守護ビショップです。皆さんもかなりストレスに感じているであろう…

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そう、こいつの対策は絶対条件です。特に先攻とられたときはこの”サリッサ”によるアグロムーブが非常にしんどくなります。この動きを防ぐために後手、ひいては先手でも持っておきたいカードがこちら

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”ルシウス”になります!受けたライフに合わせて1体を確定除去することが出来るこのカードは対策札として、もってこいの1枚となっています。”ルシウス”は守護ビショ以外の対面でもかなり重宝するので、切り方には注意しておくといいと思います。


2.2. 葬送ネクロ・専門店W対面マリガン

この対面では先ほども少し触れたとおり、アグロムーブが通りやすい対面となります。よって、特に先攻では”銀矢”や”ルシウス”もキープ対象です。やられる前にやってやりましょう。この対面を重く見るなら”銀矢”3枚入れてもいいと思います。



3. 立ち回りについて

ここまでで準備はあらかた整いましたので、いよいよ立ち回りについて要所を抑えていきます。ここでは各対面を詳しくするとしんどいので、基本的に考えていることを話していきます。


①”背徳”を置きやすい面を作っておこう

まずはやはりこの話ですね。デッキの鍵であるこのカードはもちろん相手のケア対象であり、出来るだけ置きにくい状況もしくは置かれた返しで綺麗に取れる策は練られていると思います。後者は少ししょうがない部分がありますが、前者はこちらの動きで多少改善できます。その対抗策がマリガンの時にお話しした、面を作りながらドローを回すということです。”背徳”を安着させるためにもマリガンはやはり意識すべきですね。


②攻めるときにメリハリをつけよう

2つ目はこれですね。先ほどから言っているように今環境は”ゼルガネイア”を筆頭に回復カードが非常に多いです…。ちまちま点数を削っていると基本的に一生リーサルが取れません(笑)。10数点一気に削るのはデッキ上難しいのでそんなことは言いませんが、9点くらいは結構出たりするのでそこまでどう持っていくかを考えておきましょう。相手に回復が多く、攻め手に欠けるときは一旦態勢を整えて、バアルの6枚融合を狙っていくことも大事ですね。そう言ったときは”ショーダウンデーモン”がかなり有効に使えると思います。イメージはディスカドラに近いかもしれません。
安易にゼルガ圏内には入れないこと!!


③”背徳”や”バアル”以外に実は重要なカード

ここまでの2項目は言っても結構意識するところではないかな?と思います。ということで、あまり他の方が触れなさそうなところについて話していきます。

主に自分が切り方を大事にしているカードは”イオ”と”ルシウス”の二枚です。この二枚を雑に切ったり、”ショーダウンデーモン”で捨てるとかなり大惨事を招く可能性があります(捨てるな!というわけではないです。状況次第では捨てます)。

特に重要なのはロイヤル対面ですね。取りにくいフォロワーを破壊したり、”バアル”以外で取りにくい体力2点の横並べを処理しながら顔に打点を出せる数少ない返し札なので、ここの認識はしっかりしておくとよいと思います。復讐状態で”紅のワルツ”を使って進化権を回復しながら、この二枚を使うことも多いので、わざとライフで受けるということで10点以下に誘い込む時もあることを覚えておくと幅が広がります。ゼルガネイア怖くて相手が詰めてこないときもあるので、そうなればこちらから攻め倒しましょう。


4. 現環境での立ち位置

RAGEも迫りBO3の相方を探している方も多い中で、立ち位置はかなり気になるところではないでしょうか?
ということで、最後は自分が考える各対面のざっくりとした勝率をお話していき、個人的にRAGEでどうなのかについて検討します。

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まとめてみると体感こんな感じです。明確に何%というのは違うと思ったので幅を持たせました。
特定のカードの採用で勝率変わりますしね(笑)

特にこのカードが…ってやつだけ抑えていきます


①"リジェネレーター・ラインハルト"

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バアル触ってるとこのカード本当にやめて欲しいですね!!これがいるかいないかで勝率がかなり変わると思います。"ゼルガネイア"か"バアル"6枚融合、"ルシウス"でしか先ず触れない上に、バーンが当たるだけでライフ回復されるので気をつけましょう。RAGE予選ならピン挿し構築してくる方も多いのではないでしょうか


②"聖なる守り手・ユカリ

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これは言わずもがなですね…清浄ビショは確実に3枚採用されるからともかく、問題は守護ビショにも3枚近く採用されるようになったという事です。以前のアグロ寄りに動いてきていた守護ビショなら結構バアルはやれていたのですが、"ユカリ"と"カインドブライト"によって後ろ寄せになってきているので勝率は下がり気味です。一応下で40つけてますが、35あたりまで下がることも考えていたほうが良いと思います。


③"世界・ゼルガネイア"

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…大体入ってますからケアは大事ですが、基本出てこないという選択肢は消してください(笑)。
問題はネクロマンサーにも入っている可能性があるということです。基本的にアグロムーブで押し切れれば五分以上はあるんですが、これが入ってると詰めきれない事もあるので下は49%としました。


4.1. RAGEに持って…

いける可能性は有るとは思います。ただ局所的にしか刺さらないので、ネクロは絶対通さないみたいな形でネメやビショの相方として選ぶ形になりそうです。ロイやビショが多い読みならば持っていく事はないですかね。


終わりに

如何でしたでしょうか??背徳バアルVを回してみたいという方は勿論、どう対策したら良いかの参考にもなっていれば幸いです!

もし少しでも良いじゃん👍と思っていただけたら❤️して頂けると本当に嬉しいです!

それでは良きシャドバライフを!!

以下のURLから12/10現在使っている構築と採用理由の簡単なものを見ることができます!
こちらも無料で読めますので良ければ見てみてください!

https://gamelab.page/articles/194


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