おびえなくて、良いんだよ~自分の「解釈」を俯瞰する~
みなさんは、自分の「解釈」に自信をお持ちでしょうか。
現在私は、『グラレコ講座』を受講中なのですが、グラレコを深めていく中で、私の中での「解釈」との向き合い方に、壁があることを感じています。
グラレコは「自分の解釈で自由に書ける」ことが魅力の1つ。同じ内容をグラレコしても、みんな違ってみんな良い。正解があるわけではありません。そんな中で出てきた、私の中での「解釈」の壁。書き留めます。
解釈とは?
「解釈」を辞書で引くと、上記の意味が出てきます。
つまり、「受け手側」の理解ということなので、そこには話し手の意図とはずれる可能性があるということ。
事実を受け止めつつ、話し手の意図を受け手側が解釈することで、コミュニケーションは進んでいきます。
コーチングや対話の場つくりをしている私としては、解釈は十人十色。みんな違うからこそ、「お話をして自分の意見を見える化し、その上でどのように扱っていくか」がとても大切だと思っています。
強み:個性的な「解釈」
私の自己認知として、他の人と解釈がずれることが多々あると感じています。それは、中学高校時代、家庭生活においても、「個性的であれ」という教育方針の元で育ったことが、理由の1つ。
尊敬する恩師から言われた言葉の中で今でも印象に残っているのは、「出過ぎた杭は打たれやすい、どうせ出るなら出過ぎた杭になれ」。
他の人と解釈がずれることがあっても、これも自分の個性であると捉えています。
この子ども時代に培った思考クセが、現在コーチとして、コーチングで活かされていると感じます。クライアントさんとは違う角度から物が見れるので、「ハッ」とするフィードバックが出来ることは、私のコーチとしての強みの1つです。
弱み:解釈がずれることでのデメリット
一方で、解釈がずれることで、困ることもあります。
・仕事をしていて相手の意図とずれた解釈をして、上司に指摘される
・事実と解釈の出し方の塩梅を間違い、自分の解釈を入れないように指摘される
これらのことから、「自分の好きな解釈に寄せて物事を見てしまう」思考クセがあることも感じます。仕事をしている中でも、自分の解釈に意識を向けないと、自分が解釈したい方向に物事を捉え、話し手の意図と違うキャッチアップをしてしまうこと、これはデメリットになると感じます。
都度整えていけば良いのですが、解釈が弱みとして出ている時は、大抵余裕がない時。
・この解釈で齟齬ないですか?(相手に確認する)
・自分の解釈は合っているか?(自分に問う)
などの「確認作業」をすることが抜けてくるぐらい、余裕がない。。そうなると、自分を俯瞰して見ることが難しく、さらに自分の解釈に自信を持てなくなったり、負のループに陥るのだと感じます。
グラレコ講座で発見された「解釈」への想い
そんな私が受けたグラレコ講座。もちろん、本編では「グラレコ」を学び、少しずつグラ+レコのスキルを日常使いするよう、意識しています。
その中で、レコ部分のワークを通して出てきた、自分の「解釈」への想い。講師の晴歌さんからは「おびえなくて良いんだよ~」と言っていただきました。
そうか!私はおびえているのか!!
新たな気付きです。
おそらくこれは、弱みとして出ることへの怖さと、自信のなさからくるもの。過去の会社員生活の中で、本当にしんどい時に、この「解釈」部分が弱みとして出ていたことが、思い出されました。
だからこそ、私としては、間違った解釈をして仕事が進まないことは「避けたい」こと。
無意識で、「ちゃんとやらなきゃ」「解釈ずらさず書かなきゃ」と自分で自分を縛っているのかもしれません。
まとめ
今回、グラコレに挑戦したことで、自分の思考クセにまた1つ気が付けました。
「想い」があるからこそ、解釈が気になる!!
自分の解釈と向き合い、意識的に整えていくことで、壁を乗り越えていきたいと思います。
その壁も、自分自身の中にあるものなので、どのように取り扱うかで、現実は変わっていく。そう信じて、自分が持っている壁?バリア?と付き合っていきたいと思います。
そして、付き合っていくために、自分が出来ることとして、「心と身体の状態を整える」こと。日々の食事・睡眠・運動、適度な休息、これらを意識して、自分の状態に意識を向けることで、「解釈」に困った時も自分を俯瞰して見ることが出来そうです。
みなさんにも、強みでもあり弱みでもある、自分が大切にしているものはありますか?ぜひ考えるきっかけになったら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。