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2024年版 履修登録 一橋 商学部編

はじめに

新入生のみなさん、こんにちは!ここたの所属新2年生の阿部です!今回は一橋大学商学部の履修登録について解説していきたいと思います🌸
私は今、フィジー🇫🇯という国に留学中です!一橋の春休みは長いので、留学や長期の旅行にも挑戦しやすいですよ。ちなみにフィジーでの一番の思い出は、水着のポケットにスマホを入れたまま海にダイブしてスマホを水没させたことです。外国でスマホを失うって結構きついことを実感しました。他にも留学中の話がたくさんあるので、Pro-Kの新歓で阿部と話すことになったらぜひ聞いてきてください🌊
それでは解説いきましょう!


概観

一橋の履修システム

一橋大学の単位は、基本的に1学期間(春・夏・秋・冬学期があります)に週1コマの授業を習得することで1単位が認定されます。春・夏学期の間開講され週1コマある授業を習得すれば2単位といった感じですね。
また、一橋大学にはCAP制というものが存在し、1年間に習得できる単位が44単位までと決まっています。新入生の皆さんが今組んでいる履修は春・夏学期までのものなので、大体22単位取ればちょうどCAP制の制限ギリギリまで授業を取れることになります。基本的には22単位分授業を取ることをおすすめします。
さらに、多くの科目は、履修の際に抽選で応募する必要があります。定員を超えている授業を第2志望で登録しても絶対に抽選に当たることはないので注意しましょう。CELS上で希望者の数を確認できるので、こまめに確認することをお勧めします!

必修科目

一橋商学部の1年生ほとんど必修で時間割が埋まります。以下が必修(勝手に履修登録されてる)科目のリストです。

  • PACE I:春夏週2の4単位。秋冬も続きます。

  • 会計学入門:春夏週1の2単位。

  • ビジネス・エコノミクス入門:春夏週1の2単位

  • 経営学入門:春夏週1の2単位

  • 導入ゼミナールI:春夏週1の2単位

これらの単位だけで12単位なので、22単位のうちの半分が必修で埋まります。

選択科目

商学部の2年→3年の進級条件のうち、自分で履修登録しないと達成できない要件は

  • 外国語科目:6単位

  • 数理・情報科目:6単位

  • 他学部教育科目:2単位

この二つです。数理・情報科目の要件に関しては、商学部の場合はシラバスの科目区分に「数理・情報科目(数学)」と書いてある授業の単位しかカウントされないので注意してください。
要するに、英語・第二外国語、数学の科目を1年のうちにたくさんとっておきたいわけですね。他学部の科目に関しては授業を一つ取ればいいだけなので、あまり急ぐ必要もないです。
履修としては、微分・積分I、線形代数Iで数学を4単位、英語か2外で外国語を2~4単位取る人が多いです。各科目の内容については後述。

まとめ

以上で見た通り、必修12単位と数学4単位・英語4単位で20単位ぐらい埋まるので、自分で取りたい授業を選ぶ枠は実質2単位分ぐらいしかありません。商学部の履修は、「どの先生の微積・線形を取るか?」「どのような英語の授業を取るか?」といったところがメインなので、履修を組みやすいとは思います。

各科目

次に、各科目がどのようなどのような授業なのかを書いてみます。

数学

  • 微分積分I:大体の商学部生が秋・冬学期の微分積分IIと合わせて履修する。難易度や進度など先生によってだいぶ違うので、履修相談会などに行ってどの先生を取るか相談することをお勧めします。授業内容はその名の通り微積。途中まで数3の微積とかぶっているので元理系には簡単かも。

  • 線形代数I:こちらもほとんどの商学部生が秋・冬学期の線形代数IIと合わせて履修します。内容はベクトルを拡張した行列と呼ばれるものの扱い方についての勉強。こちらも先生によるブレが激しいので、先生選びは慎重に。

  • 統計:統計学入門という似た経済学部の科目もあるので注意。統計学に興味がある人にはお勧め。

  • 確率:確率分布などについて学ぶ。受験生の時に数2の統計的推論の分野を勉強した人にはとっつきやすい内容かも。

  • 集合と位相:履修している人はあまり見かけないが、どうしても微積に嫌悪感がある、というような人はとってもいいかもしれない。

英語

  • リーディング:名前の通り英書のリーディングをする授業。先生にもよるが、重いと言われている授業が多いイメージ。その分抽選の倍率は低め。

  • ライティング:英語のライティング。課題が結構多いイメージ。筆者自身はとったことがないので噂程度ですが…合う人合わない人の差は激しいかも。

  • LL:リスニングの授業です。楽と言われている授業が多いですが、その分倍率も高いです。

  • ディスカッション:先生との距離が近いので、先生との相性が大事になると思います。英語を喋ることに抵抗がない人は十分選択肢に入ると思います。

  • 資格試験:TOEICやTOEFLなどの資格試験に向けた授業。


必修

  • PACE I:少人数の英会話の授業。少人数かつ週2で顔を合わせるので、サークルの次ぐらいに友達を作りやすいコミュニティだと思います。大切にしましょう。授業の内容としては、高校であるような英会話の授業とあまり大差ありません。各クラスにネイティブの先生が一人つき、英語のディスカッションなどに関する課題が毎週出され、それを元にクラスメートと英語で話したり、英文を読んだりする授業です。正直毎日の課題が面倒ですが、万一PACEを落単すると2年になってからもPACEを再履しないといけなくなって余計面倒です。ちゃんといきましょう。必修なので3年進級までに習得できなかったら当然留年です。

  • 会計学入門:簿記などをはじめとした、会計学の基礎を学ぶ授業です。内容自体は面白いしそこまで難しくないが、中間課題の量がえげつない。A4用紙で15枚ものレポートを書かされます。提出期限がKODAIRA祭に近いので、特にKODA委員をやっている人は計画的に課題を進めましょう。先生が変わったので課題の量は減るかも?

  • ビジネス・エコノミクス入門:商学部の必修ではあるものの、基礎的な経済学の授業です。需要曲線と供給曲線がクロスする点がどーのこーのみたいなやつですね。割と挫折する人が多い授業なので、テスト・レポートにはしっかり勉強して臨みましょう。

  • 経営学入門:経営学といっても幅広い内容を扱っています。株といった金融的な話からマーケティングといったThe経営学というような内容までビジネスに関する内容を幅広く取り上げられるので、個人的には一番好きな授業です。去年はレポート評価が多めでした。

  • 導入ゼミナールI:勝手に先生が割り当てられて履修登録されています。内容や授業のゆるさは先生によるところが大きいですが、基本的にビジネス書をゼミ生で読んで要約・発表するという流れは一緒。PACEと同じく少人数なので友達も作れるかも?落とすと留年にグッと近づくので、1限でも頑張っていきましょう。

履修例


時間割アプリは「バシコマ」を使ってます!

こちらが私の春夏の時間割です。必修と英語・数学でほとんど埋まっていますね。去年はオンライン授業が多かったこともあり、登校日は週3日だけです。履修を組むときは何を入れるか?だけでなくどこに入れるか?も考えられるとなおよし!組み方のおすすめとしては

  1. 1限を避ける:鉄則です。今のみなさんなら1限も余裕かもしれませんが、どうせそのうち行けなくなります。大人しく2限以降の授業で埋めましょう。

  2. なるべく空きコマを作らない:意外とやることがなくて暇だから。

  3. 登校日には2コマ以上入れる:1コマだけのために登校するの、虚しくないですか…?

  4. 全休(授業まるまるなし)を作る:全休があれば平日に遊びに行けて充実度アップ✨

といった感じです!

最後に

いかがでしたか?履修登録や大学の授業についての不安が解消できていると嬉しいです!そして、私たちのサークルPro-Kでも履修相談会を実施します!(多分やるよね…?)もっとぶっちゃけた意見も交えながら、一緒に履修を組みましょう💪相談会でお待ちしております!!
それでは、良い一橋ライフを✨

入サー、お問い合わせは以下の公式LINEから!


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