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ネタバレ注意『ウルフ・オブ・ウォールストリート』感想 明るく楽しくゲスでリッチな生活を楽しもう!

投資ブローカーはクズ

序盤に登場する厳しい上司と優しい上司。厳しい上司はあまり稼げず、優しい上司はリッチな人。実は優しい上司の方がナチュラルにクスリを使っちゃうヤベー奴。これがウォールストリートなのか・・・。勉強になりますね。

この映画は実在する人物、ジョーダン・ベルフォートの回想録が元になっていますが、投資ブローカーって実際はどんな人達が多いのでしょうか。この映画を観ているとなぜ成功するブローカーがクズでヤベー奴なのか妙に納得できてしまいますが、営業は基本的にぶっ飛んでいたほうが相手の心に響きやすいのですかね。全国の営業さんは参考になるかも・・・?

嫌われディカプリオの一生

前半はとにかく成功していくベルフォートのガッポガッポ人生が観ていて気持ちが良いです。ですが後半から終盤にかけて、なんだか観ていてかわいそうになってくるほどの転落ぶり。良いときと悪いときの差がすごいです。家族のありかたとしても、お金持ちになって美人でスタイルの良い奥さんを手に入れることは男のわかりやすい成功パターンですが、客観的な視点でみることができる視聴者としては最初の奥さんとは別れないほうが良かったのでしょうね。それに気づいても声をかけてあげることもできず、ジワジワ、ガーン!と転落していくベルフォートをハラハラしながら観ることになります。

ていうか、友人のドニーがベルフォートの人生を狂わせたよ。やっぱり友人は選ぶべきですね。

この映画から学んではいけない

決してためになる映画ではありません。ある意味では教訓的な映画ですが・・・。また、きれい好きな人は超嫌いな映画でしょうね。この映画は超発散できるブッ飛んだやつだと思えば楽しめると思います。

ジョーダン・ベルフォートの人生に興味をもった方は、彼について書かれた本や彼自信が出版した本が他にもあるので読んでみるのはいかがでしょうか。

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