見出し画像

映画は未来を予言する?

映画はいろいろな世界に引き込んでくれる。

ファンタジーやホラー、SFなどといったフィクションに身を委ねれば、現実から心は数時間ほど離れ、多幸感と共に現実への活力と失望感を見出してくれる。

しょせんは映画だからとそもそも映画の世界に興味を持たない者もいれば、まだ体験できぬ世界へと想いをはせ、現実とフィクションを少しでも近づけようと努力する者もいる。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のような起こるかもしれない未来の姿を描いた作品は、憧れとともに一部の未来を創る者の道筋として姿を変える。こんな世界にならないかなと夢みた作品はないだろうか?攻殻機動隊、ブレードランナー、はたまたアバター・・・?

映画に自分の生き方を決定付けられた人間は多いはず。主人公によって勇気づけられ、ふとしたセリフが人生のテーマになってしまったような。映画が教えてくれた生き方に従い、自分自身を変え、世界の見方を変える。もしくは世界そのものを構築し直そうとするかもしれない。

たびたびSF作品は、描かれた年代に到達すると現実との比較をされる。これが実現できていて、これが実現できていないというふうに。先に出した『バック・トゥ・ザ・フューチャー』も比較された作品の一つだ。ホバーボードは開発された?自動で靴紐を結んでくれるスニーカーは発売されてる?それらに気付かされることにより、次の時代への行うべきテーマがひらめきとして人々の心のなかに生まれる。

映画は未来を構築する人のための設計図になっているのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?