珈琲と私

最近は珈琲店に行くことが増えた。シフト制で研究室に赴くことができるようになってから、在宅での作業に集中できなくなったからだ。

珈琲は好きだが、正直あまり得意ではない。時々飲む量を間違えては不眠に陥るからだ。相変わらず自他が認める阿保である。

何故珈琲が好きなのかは分からない。得意でないのに好きというのは、ある意味本当の好きを味わっているのかもしれない。得意だから好きという状態よりよっぽど純粋な感情を抱いていると思う。

得意だから好きというのは非常に危うい。得意でなくなった瞬間に嫌いになる可能性が高い。得意でないのに好きというのは辛い状態だが、谷から始まれば知らない世界は上にしかない。そう考えると長期的に楽しかったり幸せだったりするのは、得意でないのに好きなものを見つけることかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?