マイバッグからマイザックへ
マイザックである。
広義ならマイバッグかもしれない。
が、敢えて言うのである。
マイザックである。
ザックの定義はややこしい。
ので、省略する。
要は大きめのリュックサックである。
アウトドアなんかで使う少々ゴツめのもの。
日本ではそんなイメージかと思う。
それの、比較的小振りなもの。
容量は不明だが多分30リットルくらい。
これを背負って買い物に行くのである。
去年の秋頃だったか。
なんとなしに使ったらちょうど良くて、
それから重宝するようになった。
それまではマイバッグであった。
年季が入っている。
帆布製のしっかりしたやつで、
買ったのはもう20年くらい前だ。
しっかりしすぎて、
きっと死ぬまで使えるに違いない。
が。
トートバッグなので
片方の肩が重くなる。
これが辛くなった。
筋力の低下もあるが、
片方に偏るのは身体にやさしくない。
それゆえのザックである。
大きな違いがある。
一般的なマイバッグの類いは
畳めば小さくなってくれる。
ザックにはそんな発想はない。
中身がカラでも
それなりに形は保たれる。
畳めるザックなんて‥‥、
いや、まぁ、ないこともないのか。
ともあれ、我がマイザック(なんか変だ)は
残念ながら畳めるタイプではない。
そして。
それゆえに事件も起きるのである。
あれは確かクリスマスの頃であった。
買い物に行った。
レジで精算し、サッカー台へ。
ザックを開ける。
我が目を疑う。
スーパーカップ(ラーメンのほうです)が4つ。
きれいに、隙間なく収まっている。
なるほど。
ほどよく押されて中身も動かず、音もせず。
4つあってもとても軽いので、気づかず。
なるほど。
残りのスペースは‥‥。
なるほど。
猫バンバン。
エンジンルームやタイヤに入り込んだ猫を
逃がすためにボンネット等を叩く行為である。
ザックバンバン。
語感がイマイチだな。
対策として、使用後、
ファスナーを広めに開けておくことにした。
出掛けに、締めながら確認する。
今のところ再発は防げている。
ちなみに。
予備のマイバッグ(小さくなるやつ)で
その場はしのぎましたとさ。
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