論点はそこじゃない

ところで、ね。

朝の6時台である。
いつもなら深い眠りの中のはずである。

相方に話しかけられた。

早朝の、いや、時間帯に関係なく、
第一声に「ところで」はどうかと思うが、ともかく。

聞くと、時に滔々と、或いは訥々と、
昨今のレジ袋について語り始めた。

何度か相槌を打ったが、困ったことに、
結論にもオチにも行き着かない。

ほんで？
それで？

何度か先を促したら、唐突に、

だから、あの、
セクシーコマンドーがね

なんてことを言い出した。

マサルさん？
うんにゃ。

ピヨ彦？
それジャガーさん。

存外しっかりしている。

ともあれ、これがどう続くのか、と、
しばらく待ってみたのだが。

あれ？、静かになったぞ？
って、夢の中かい。

どこまで寝ぼけていたのかは謎のままだ。
セクシーコマンドーについても同様である。

たぶん小泉環境相のことであろうが。

あとで聞いてみたら、
なにそれ？、とのこと。

やはり永遠の謎となった。