揺れ続ける日々 - 222文字
いつも顔色の悪い人がいた。
たしか当時30歳くらいで、
隣の部署の係長さんだった。
課の親睦会で近くの席になった。
しばらくして通勤時間の話題になった。
当時の私は片道2時間に辟易していた。
そしたら、まだまだ、甘いね!、と、
その係長さんが。
目の下にはいつもクマ。
絵に描いたような不健康っぷり。
3時間だ!
往復で6時間だ!
なにやら誇らしげだったので、
みんなで、凄いですねー、で流した。
満足そうだった。
どうやら正解だったらしい。
からだ壊して退職されましたとさ。
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