#075. 隣物買驚
折りたたみ傘を買った。
その昔、東急ハンズで。
レジへ持っていくと店員さんがその場で傘をバッと開き、お間違いないですか?、と。はいと返すと傘は手際よく元のサイズへ戻った。
柄の確認なのか。検品を兼ねるのか。その辺りは定かではないが、柄だとして、間違える人なんかいるのかね?、なんて思ったが。
いるか?
いや、いるか。
即座に連想したのはおにぎりである。コンビニで、鮭を買ったつもりが隣の昆布で、しかも食べる直前まで、下手をすれば口に入るまで気づかないこともある。
後者は不思議なことに、鮭を受け入れる態勢が整っているのか、予想外の昆布の乱入で「なにか」が混乱するらしい。意図的にはできない(と思う)のでこの「なにか」は不明なままである。
それにしても、迎え入れる準備をするってことは、それが何者かをそれなりに把握しているということであろう。同じものでも未知か既知かで身体への影響にも差が出るのかね?
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