真夏の真昼の灼熱の３時間

数学検定。

次の検定は８月末である。
きのう通知がきて会場が判明した。

都内某所である。

中１を１人いかせるのは、
ちょっと厳しいかな‥‥。

なんて言うと、

中学生なら
ひとりでも行けるでしょ？

なんて言われそうだ。

甘いっちゃ甘いのだろうけれど、
過去の成功体験で語られるのも困る。

状況も変わっているし、
この暑さだし、コロナだし‥‥。

甘いかなぁ。

ともあれ、今回は付き添うことにした。

会場は分かりやすい所で、
慣れた大人ならハードルは低かろう。

と、相方に聞いてみたら、
うん、とりあえず迷うね、だって。

そりゃあ中１も不安になるってものか。

問題は待ち時間である。

ざっと３時間。
どうにか過ごさねばならない。

微妙に長い。
そしてコロナ。

新宿も池袋も近いが、行けば、
きっと何かを色々と買ってしまう。

季節さえ良ければ、
カメラ片手に歩きまくるのだが。

週間予報はまだ先とはいえ、
まぁ、真夏日は堅かろう。

きっと猛暑日だ。
それを超えてもおかしくない。

日頃の行いにも自信がない。

地図とにらめっこ。

ん？

何かが降りてきた。

都電の、線路か。

会場のすぐ近くを、
都電荒川線が走っている。

調べる。

端から端まで、
早稲田から三ノ輪橋まで、56分。

これだ！

都合の良いことに一日乗車券もある。

上り下りを制覇しつつ、
ほどよい所で折り返せば、3時間だ！

新たな問題に気づく。

飽きるかな。
乗り鉄じゃないし。

撮り鉄でもないし、
○○鉄のどれでもないし。

まぁ、いいか。