日記 11.28.22

 日記に書きたいことは沢山あって、本当は夜にゆっくり書きたいのだけれども、夜は就寝時刻がシビアなので夜間に書けず、昼間に書いている。図書館のPC席で。
 8日間で3回もライブに行き、楽しい気分になった。3回も行くことになったのは、自分の記憶が弱いからだ。まず、1回だけだと何も覚えていない。もはや楽しかったなあという感情の発露だけで終わる。もったいない。本当は覚えているはずなのに何一つ思い出せない。次に2回目となるとデジャブが発生する。見覚えのある場面は音と共に想起される。その上で比較が行える。これでやっと1回目のライブの記憶が甦りを始める。ここまでで1回目と2回目のライブの理由が出きる。つまり、2回目を見ないと1回目の記憶は埋もれたままなのだ。悔しいかな、これが自分の記憶のガバさであり、それを補完する行為の流れなのだ。3回目? それはもう十分思い出した後に何も考えずに見るためのライブだよ。頭空にして生きていたいじゃないか。
 こうして同じライブを3回見たが、ゲストがあったり、前座があったり、シークレットゲストがあったりして、一度として同じライブは無かった。その名の通り生き物なライブは行けば行くだけ楽しめて良い。ライブハウスに通うようになったのは……7月からで、月に1回は行くようになって、とうとう遠征なんかもしてしまっている。高速バスで体がつらくならないのは一種の才能だと思う。ありがとう、親。
 高校の頃なんて軽音の人たちを少々気になりはしたが、好きにならないものだと思っていた。それがこんなライブハウス通いを楽しむ人に成るとか全く想像もできなくて、面白いなぁと思う。きっと高校生の自分も笑っていると思う。
 ライブが生である以上、永遠に続くことはなくて、「いつかは果てて」しまうものだ。それを惜しんでいるうちはまだまだなんだろう。多分。生であるなら、それはまたあるだろうから希望的観測を軽めに持って、なんだかんだと楽しみたい。そうしたい。頼むよ。

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