見出し画像

3月ライブ、つづきその2

第四土曜の22日、久しぶりにヒコーキに乗りました。
行き先は宮崎県。
コロナ前は毎年お世話になっていた、国富町のほけだけというところにあるパークハウスです。
チャンとした塩を作っていたり、美味しい、本当に美味しいお豆腐を作っていたり。
まさに自然の恵みを味わえる場所。

イベントで顔は合わせていたものの、ゆっくり共演するのは初めての、つるZEE と、ソロでの共演は初めてのJ I N N さんとも会える!
朝のラッシュアワーに楽器を抱えて電車に乗る、という空港までの道のりも何のその。
使用機種の変更で1時間出発が遅れるというので、その間に空港の高級ソフトクリームも食べたりしつつ、ワクワクの往路でした。

二人とも熊本在住、古いアメリカ音楽に精通した大好きなミュージシャンです。
ギターがメインの二人とどうしても共演したくて、この日は珍しくオートハープとアコーディオンという楽器編成で向かいました。
ギターは「貸して!!」とお願いして。

やぎたこ時代のレパートリーはもちろん、J I N Nさんが活動している J I N N &K U M I のオリジナルである名曲「素敵な言葉」や、有名曲を自作の日本語で唄うつるZEEの歌にも参加させてもらって、これまでにない演奏となりました。

楽しかった!!!
「つるジンたこ」 と命名されたこのユニット、ぜひまたやりましょう~~!!
と約束しました。

私が熊本に行けばいいのかも?!
そんな日が来ることを願いつつ、久しぶりの再会を喜びつつの宴会でした。


ほけだけでつるジンたこ!

山桜はそろそろ咲き始め。
翌日は春の雨がだんだん春の嵐になり、ちょっと怖いようなお天気でしたが、ドライブは順調でした。

宮崎からぐるり、大分、佐賀。
九州の高速道路は走りやすくて好きです。
レンタカーの最新のカーナビも使いやすい!
イマドキのキーレスにはちょっと戸惑ってしまって、自身が中にいるのに防犯用の警告音を鳴り響かせるというシッパイも(笑)。
ETCカードを持って行くのを忘れて、ナビの言う通りに高速に乗ろうとしたらETC専用のスマートインター!!
インターホンで係の人に通ったことのないゲートを開けてもらって、Uターンして一般道に戻るというシッパイも!
それから、それから、、、
毎度のことながらいろんな小さなつまづきはあるものの、なんとか皆に大きく迷惑をかけることもなく、全ての目的地に到着できました。

日曜は、そのまま車で小倉まで足を伸ばしました。
<a href="https://j-ballad.com/" target="_blank" title="バラッド協会">バラッド協会</a>の会合に参加するためです。
途中でスペシャルな牛乳で作られたソフトクリームも食べたりしながら、九州内の高速道路をドライブ。
少し渋滞もありましたが、幸い迷うこともなく、総じて快適でした。

開催場所は北九州市立文学館。美しいステンドグラスが印象的でした。
1974年に、世界的な建築家・磯崎新の設計で建築され、ステンドグラスも彼のデザイン。
筑後の思想家 三浦梅園の著書に描かれた図からのデザインであるとのこと。
大きくて、凄い迫力!


小倉 文学館でのバラッド協会

始まる前には少しだけ展示も観ることができました。
この地にゆかりの文学者たちが、時代ごとに、その経歴や作品と一緒に展示・解説・説明されていて、すごい情報量!
鴎外や林芙美子は分かるけれど、初めて見る名前もたくさんありました。
分かりやすい、短めの映像による資料が多くて面白かったのですが、とても全部を体験する時間がなく、もう少し早く来れば良かったとちょっと後悔。

バラッド協会の会合は、ここ数年はオンラインでの開催でした。
対面の集まりは本当に久しぶりです。
顔を合わせて見聞きすると、どんな情報もやはり説得力やインパクトが増すし、より身体に入ってくるような気がします。
どの発表内容もとても面白くて、いろいろ研究を重ねている人たちの発言は質疑応答も聞き応えがありました。

再会を喜んで休憩時間もワイワイお喋りをしていたらあっという間。
本当は懇親会にも参加したかったのですが、飛行機の時間に間に合うように泣く泣く会場を後にしました。

せっかく福岡だからと明太子を(自分への)お土産に買って、晩御飯も空港ならではのスペシャルたらこおにぎり!
焼いたの、辛いの、生で薄味の、と、おにぎりの部位ごとに違う明太子が入っているのです。
特大だったので1つでお腹いっぱいでした。

帰途は遅れることもなく、電車も空いていて順調な道のりでした。

会いたい人に、たくさん会えた3日間!
各所でお世話になった皆さま、本当にありがとうございました。

宮崎でさえも思っていたより涼しいくらいの、ややヒンヤリした九州でしたが、神奈川に戻ったらベランダのチューリップが開いていました。

着々と、春が近づいている気がします。

3月の最終週は、上野で二度目のイサジさんとスペシャル共演!その翌日は新潟です。
私にとってはどちらも「北」への遠征。

400キロ以内ならなんとなく近所、とまでは言わなくとも、まあまあ、さほど無理なく着けるかな、、、?
という感覚なのだけれど、50キロもないはずの上野が一番、ドキドキの遠さ!!
空いていれば1時間強のはずの距離も、年度末の週末昼下がり、皇居付近を通るルートは大渋滞。
動かないわけではないけれど、散歩の老夫婦に追い越されるようなスピードでしか進めない場所が多くて、3時間以上のドライブでした。
裏道があるのでしょうけれど、私には難しい!
立体交差の多いエリアではGoogle Mapもあまり役に立たなくて、、、大都会の運転はなかなか、慣れません。

上野の櫻も種類によってはそろそろ見頃。
青空によく映えて綺麗でした。


イサジさんと2度目の共演

この日のライブはフォーク者 イサジ式 ことイサジさんと2度目の共演。
前回も感じたことですが、イサジさんがギターで入ってくれた瞬間に躍動感が加わって、曲が活き活きしてきます。
静かな曲は逆に、優しくさりげなく、深みが加わるような感じ。
ああ、本当はこういう歌だったんだ、と、自身のレパートリーなのに改めて気付かされるような気持ちになって新鮮でした。

私もそういう、足し算じゃなく掛け算になるような音を加えられたらいいのになぁ、と思いながら、イサジさんの大好きな曲にアコーディオンと歌で参加させてもらいました。
ジワッとレパートリーがさらに増えそうな手応えも。
「最後にチョコッと共演」ではなくて、「2人で唄う第三部」ができたらいいなぁ、と夢見ています。
次回は6月30日(日)。乞うご期待!!
美味しい打上げもおススメです。

翌日は新潟まで北上しました。
湯沢付近は雪景色でしたが、道路に雪はありません。
いわむろやでのライブは、やぎたこで出演した2019年の9月以来なので、もう5年ぶり以上でした。
細かな変化はあるのかもしれないけれど、他所から来る者にとっては周りの風景を始め何も変わっていないような気がして、なんだか嬉しかったです。
美味しい食堂も健在でした!
共演は光栄にもブルーグラス・セトラーズ。
初めて演奏を聴いたのはたぶん、妙高で開催されたフェスの時だったと記憶していますが、その美しい声と発音に思わず席を前に移動して聴いてしまうほどだったのを覚えています。

その後もフェスでご一緒することはあっても、ゆっくり共演できるのは初めて。
嬉しくて半ば無理矢理2曲ご一緒させてもらうことにして、打ち合わせしながら黒ラーメンを食べました。

久しぶりのいわむろや

今回の企画をして下さった「たっつぁん」は、やぎたこの頃からお世話になっている、優しく、しなやかな強さのある歌を唄う人。
「また会いたい人コンサート」という素敵なネーミングの企画に呼んで頂いたのだけれど、誰よりも私にとって一番、
「また会いたい人」との再会がたくさん、叶った一日となりました。


日本海の見える打上げ&宿泊会場

何年ぶりかなのに、ソロになった私を覚えていて声をかけて下さるお客様も多くいて、本当に嬉しくて、幸せ!
なんて恵まれているんだろう、とつくづく実感します。

そんな大好きな仲間に囲まれて、夜も一杯、二杯、三杯、、、、
美味しいものをたくさん頂いて、たくさんお喋りして、楽しい、楽しい、久しぶりの新潟の夜でした。

お世話になった皆さま、休日に足を運んで下さった皆さま、本当にありがとうございました!!

神奈川に戻ったら、桜のつぼみがほころび始めていました。

今年ももう4分の1が過ぎただなんて信じられない気持ちですが、こうして加速度が付いてどんどん、時が流れていくのでしょう。
4月も素敵な共演がイロイロあります。
西へ行くことが多いので、もう、雪を見ることはないかな・・・

マルコさんと
マルコハウスで
五郎さんと!!
謙さん、クリさんと♪

お近くの方、ぜひぜひ。
よろしくお願いします。
どこかでお会いできますように!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?