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5月後半のライブ

珍しく5日間も連続でライブがあると、気が抜けたりボーっとしたりするかも?!

なんとなくそんな不安もあったのですが、杞憂でした。
五月病なんて言っている暇もないくらい、楽しみな企画が続いていたから!!

週末の土曜日は久しぶりの下呂。
大きなホールのステージ上に客席を作って、たくさんの客席を背後に唄うという工夫のある会場の使い方。
照明も音響も、高い天井もホールならではの素晴らしさで、初めてやぎたこで唄わせてもらった時にもずいぶん感激したのを思い出します。

会場も素敵ですが、今回は共演相手も超がつくほど楽しみな方。
ダイアトニックオートハープの名手、中島ひろしさんとのライブだったのです。

何年も前に数組でご一緒したり、オートハープのイベントで顔を合わせたり。
彼の活動するバンド「中島雑貨店」でご一緒することはあっても、いわゆる対バンで、1対1での共演は今回が初めてでした。

何を一緒に演奏しようか、相談はしていたものの、実際に合わせるのは当日が初めて!
特に、オートハープ2台での演奏はどんな聴こえ方になるか、ワクワク、ドキドキでした。


2024下呂交流会館にて

アイリッシュにアメリカンフォーク、聞き覚えのある歌に友人が日本語詞をつけたもの、、、
無理を言って私のアコーディオンに合わせ、442Hzにチューニングをしてもらって、アコーディオン、オートハープ、ギターでの共演が叶いました。

時間の都合もあり今回は数曲のことでしたが、もっといろんなことができそうな予感!!
ぜひまたやりましょう、と嬉しい約束ができました。

久しぶりの再会や、ずいぶん遠くから足を運んで下さった方もあって嬉しかった!!
聴きに来て下さった皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。

翌週、まずはいつもの百合ヶ丘でのライブ。
今月は五十嵐正史とソウルブラザーズ との共演。

聴くたびに新曲ばかりで、本当に感嘆させられます。
野球部の歌が特に素敵だった!!


2024年5月ソウルブラザーズと

彼らの演奏の何がどんな風に魅力的か、いつも言葉を探すのだけれど、どうもうまく説明できずにいます。
五十嵐さんにしか唄えない歌、彼らでないと出せない音。
そのあたりに秘密があるのかも、と思うのだけれど。

良いライブを聴くと本当に元気になります。
エネルギーのチャージをさせてもらったような夜でした。

次の週末は京都へ。
ずいぶん前から計画していた、昨年に引き続き二度目のスペシャル共演です。
普段はブルーグラス・スタイルで演奏している The Hangovers と、京都の老舗、ホンキートンクでのライブ。
デリシャス・シスターズ一員でもあるShinoちゃんの企画です。

「やぎたこレパートリーをやぎたこアレンジで演奏しよう!」
キッカケは彼女のそんなアイデアでした。
今年は昨年よりもちょっとバージョンアップして、アコーディオンが登場するレパートリーを中心に選曲しました。

普段のソロライブでは、私に弾き語りができるほどの腕がないために、登場する機会が減ってしまったアコーディオン。
しかも、やぎたこのレパートリーでアコーディオンが登場していたうちの数曲は、ちょっとロック寄りだったり、自称・ザディコ風だったりと独特なアレンジのものが多くて、ソロでは再現できずにいました。

「あのフレーズをもう1回弾いて!!」
やぎたこでさえ近年は唄っていなかったようなレパートリーも覚えていてくれ、音源も保存してくれていた彼女に感謝しつつ、もう二度と弾くことはないと思っていたアレンジを再度、思い出して弾くことになりました。


2024年京都ホンキートンクにて

アコーディオンの登場する曲目は
「In Tall Buildings」
「Angelina Baker」
「Blowin' in the wind 」
「We shall overcome」
の4曲。
やなぎさんが唄っていたものは転調して、
12弦ギターで演奏していたものはThe Hangovers のギタリストに無理を言ってお願いして、
Shinoちゃんがやなぎさんの唄っていたパートを元に女声コーラスを考えて、ベースを弾きながら唄ってくれて、、、

1人で唄う時とは違う声の出し方と、久しぶりに弾くフレーズ。
なんだか懐かしい気分でした。
たしかにやぎたこアレンジを踏まえてはいるけれど、違う形で生まれ変わった、素敵なバージョンになったような気がします。

嬉しかった。

いろんな無理を聞いてくれたバンドの皆さん、そして何より足を運んで下さった大勢のお客様、
企画してくれたShinoちゃんに、感謝、感謝です。

こんな日が来るなんて、思わなかったナ。

5月のライブ、ラストは久しぶりの湘南台。
「町中がライブハウスに!」というキャッチコピーで、複数店舗でライブを同時開催するという企画です。
今年は町の、子どもたちを始め支援が必要な人を支えるNPOへのチャリティイベントでもありました。

自身が演奏するだけでなく、久しぶりに再会できた先輩の演奏や、大好きなバンドの演奏も聴けて、大満足な一日でした。


湘南台DEショウ2024 第10回!

これだけの大規模な、複数の場所でライブを行うイベントというのがどれだけ大変なことか、、、
企画者である、この町で美味しい中華屋を営む女将の人徳と、音楽を愛する情熱があるからこそ実現するんだろうなぁ、とつくづく実感しました。
他所のイベントとはちょっと、ひと味違うメンバーが顔を揃え、しかもそれぞれゆっくり40分の持ち時間を与えられて、聴いていても落ち着いて楽しむことができるのです。
久しぶりに参加できてとても光栄!!でした。

関係者の皆さま、本当にありがとうございました。


あれよあれよという間に5月が終わってしまいました。
今年もおおよそ半分。
6月は蔵王と弘前へ行きます。

お近くの方、ぜひぜひ。


2024蔵王
2024弘前


どこかでお会いできますように♪


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