桃色 第2話

やっぱり、これはダントツで好きなドラマです。
『ペンション 恋は桃色』です。
面白いです。秀逸です。

セリフひとつひとつを聞き逃したくない。
面白くて、何度も巻き戻して、ぷはっと笑っちゃう。

残念ながら聞き取れない部分もあるので、とにかく、聞き逃すともったいないから、巻き戻す。
リアルタイムだけだともったいないことしていそうで、復習したくなる。

あと、シーンが変わる時に、笑わされたりする。
んんーー、もうっ!(はぁと)って感じで。
丁寧に笑わせてもらえているなーと思う。

バーのシーンは、なんかトーク番組みたいで、それもまた面白い。
ヨシオがトイレ行っている間のお約束シーンとかも楽しいよね。
悦に入っているヨシオが残念なイケメンで愛しいね。

このシーンで出てきた白石監督は、『彼女がその名を知らない鳥たち』の監督さんなのね。
あれは、原作も映画も印象深い作品でした。
少しそれますが、この『彼女が・・・』の原作作者の沼田まほかるさんの描く世界は、じめっとしているけれど、裏に深い深い愛があるので、途中つらい気持ちになっても、最後まで読みぬくことが大切かと思います。

話は戻りまして。

このドラマ、どこからがアドリブなんだろう、って思う場面がちょいちょいあります。
(インタビュー記事で「金歯」もアドリブからの役名とありました。)
とにかく、会話が自然。
今回は食卓の青椒肉絲のシーンとかね。
途中、みんな、笑いたいのを堪えているよね。
前回も思ったんだけど、ラバーガールの人は、何役なの?
いるだけで、くすっとなっちゃうけれども。

人間模様が、すべて暖かいです。
なかでも、リリーさんと沙莉ちゃん、そして、細野さんとリリーさん、こんな親子関係憧れます。
今回の、病院から散歩に出かけたシーンとかも、じんわり暖かくなりました。
親子関係、とかいっても、暑苦しくはない。
このメンバーだから作れる温度感かと思います。

あと3回しかないのかぁ。寂しいなぁ。
映画とかではなくて、半年に1回くらい5話連続、とか、でやってくれたらいいなぁ。
季節ものとかね。
『季節はずれの海岸物語』みたいなスタンスで。

まだ観ていない人、ほっこり笑いたい人、お勧めですよ!