冬ドラマ 折り返し地点
冬ドラマも折り返しまでやってきました。
そんななか、先に最終回を迎えた『ペンション 恋は桃色』。
あれだけ肩入れした感想を書いておきながら、なんですが、面白さは失速しちゃったんですよね。
3話からは「いい話」な流れになってしまって。
いい話なのは、ほんのり香っていてくれれば、充分汲み取れるのに、全面に出されてくると、引いてしまうというか。
いや、それでも、好きだから観ましたよ。
何より伊藤沙莉ちゃんの静かな涙の流し方とか、斎藤工とのおんぶシーンとか、じんわりと素敵だった箇所が散りばめられていて、それはそれで「ほうっ」となりましたしね。
三倉茉奈との恋の結末が、やっぱり『季節はずれの海岸物語』を思わせるテイストで、なんだか懐かしさにキュンとくる。
そんなわけで、私の期待とは違う路線に流れて行ってしまいましたが、もし、半年に一度、とかで続編があるのであれば、きっとまた観ます。
きっと、今回のこれは、人間関係の背景の土台作り的なものだったのだと思うと、次は楽しさ全開のものになっても、厚みが出そうですもんね。
なんだかんだで、やっぱり好きだった、ってことです。
最後まで、ラバーガールの大水さんの設定がわからなかったのが、笑えました。次があったら、知りたいところです。