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困ったなぁ

ドラマ『知らなくていいコト』の感想第二弾です。

吉高ちゃん演じる週刊誌記者の主人公ケイトの父親は本当に殺人犯なの?そうなのだとしたら、動機は何?ということが全話を通した謎として流れていて、それとは別に、毎週いろんなスクープネタが発生する、という、一話ずつ楽しめるドラマです。
とりあえず、HPから相関図だけおさえておけば、途中から観ても大丈夫です。
昔、常盤貴子が主演をした『タブロイド』というドラマの香りに似ている。

で。
面白いんですよ。
毎回、同時に起きているいろんなことが絡み合って、出口にたどり着く。
それぞれのネタが、そもそものテーマの父親の話とも関係があったり、なかなかに気が抜けない。

そして、やっぱり柄本佑の注目度がグンっと上がってきましたね。
だって、このドラマでの柄本さん、本当に素敵。
声もいい。
あまりベラベラ話さない役柄もいい。一言一言が優しい。
演じ方も、いい男ぶらないのが、逆にセクシー。
いい男演じようとすると、どうにも決め顔しようとしたり、やたらとクセを持たせたりして目を引こうとするのが常かと思いますが、柄本さん、本当に自然体。
だからこその色気が尋常じゃない。
色気、なのかなぁ・・・
単に、「こんな人がいてくれたら、人生それだけで幸せ」という理想の男性なのかもしれません。

私、ラブコメとかも好きなんですけどね。
そういう時は、わざと作るドヤ顔が面白いから、それはそれでいいんです。
でも、このドラマはそういったものではないので。

ただなぁ。

先日、第6話で、情熱的にチューしちゃったんで。
世の中的にはどうか知りませんが、
私としては、「ああー・・・やっちゃったー・・・」でした。

それは、きっと必要な展開なのでしょう。
でも、すっごく心配。
どうか、この微妙な匙加減だからこその色気が、今後も損なわれませんように・・・
7話でなんとか、うまいことつなげてくれますように。

そして、いつ見ても、黒川デスクが楽しい。

後半戦、盛り上がりますように。