見出し画像

映画の話『交換ウソ日記』


予定がポッカリ空いた日が、映画の会員デーでして。
滅多にあたらないチャンスなので、絶対何か観よう!と思って、上映スケジュールを調べて。
はい。決定。
私の疲れた心は今、青春ラブストーリーを欲している。

というわけで、観てまいりました。
『交換ウソ日記』

ネタバレが入りますので、観る予定がある人は、読まないでくださいね。


ストーリーは王道です。
ある日、移動教室の机の中に、自分宛だと「思われる」告白のメッセージを受け取る主人公の女の子、桜田ひよりちゃん。

自分へのものだと信じて返事を書いたことから始まったメッセージだけのやり取り。
でも、実は自分宛ではなかったことに気づくけど、もう彼(高橋文哉くん)を好きになってしまった彼女は彼の告白相手のフリをしたままウソの交換日記を続けてしまい、どんどん苦しくなってしまう・・・という甘酸っぱい以外のなにものでもないやつです。ありがとうございます。

ストーリー展開は、ハラハラも計算のうえ。
落ち着く先はわかっているから、心配なんかしないけど、でも、ちゃんとやきもきできました。

そして、欲しいところにちゃんと応えてくれる映像。
眼鏡の高橋文哉くん、ドンッとアップ。
ほんと、ありがとうございます。幸せです。
でも、ちょっと「ほら、これ、メガネ男子とか、好きでしょ」的な意図が見えすぎて、嬉しいんだけど、100%の気持ちで喜べはしなかったです。
なんか、唐突にアップすぎたせいかな。
頭ぽんぽんが多すぎたせいかな。

でも、高橋くんと桜田ひよりちゃんという眼福。
登場人物全員、いい人で、仲良しの女友達の嫉妬問題で険悪になる展開があっても、なんだかんだがちゃんとあって、最後は物語の軸である「放送部」を舞台にしたところで解決。
主人公の成長も放送部が軸なところがブレないからこそ、全体が散らばらないでまとまっているのかもしれない。

そんなに登場時間は多くないけれど、元カレの存在がめっちゃポイントになるんですよね。
元カレ役の板垣瑞生くん、観たことがあるようでいて、調べてみたけれど、書いてある作品で「あ、これね」となるものがなかった。
単に、私の嗜好の問題で、きちんとキャリアのある人でした。
もう10年くらい出演作がたくさんあるのも納得。
存在感ある。とても好きかもしれない、この人。

作品の感想をまとめると・・・
爽やか。
嫌な気持ちにならない。
心が洗われて、日常のストレスが削ぎ落されていきます。
これこそエンタメの使命!

『最愛』の高橋くんが一番好きなのは変わらないのですが。
それは、役の設定ありき、なので。
この映画を観て、「やっぱり、好きだわぁ・・・」と応援したい気持ちを改めて確認。

あと。
この映画も、エンドロール中に帰っちゃダメなやつです。
最後まで観ると、更に「あー、良かったぁ。」と幸せな気持ちになれます。

私は、こういう作品に助けられて日々生きています!