ヤギ部のさおちゃん

25歳、美大卒デザイン職。大学在学中に製作した1冊の本「The goats my fa…

ヤギ部のさおちゃん

25歳、美大卒デザイン職。大学在学中に製作した1冊の本「The goats my father talked about」は、山羊部に入部した私に、父が3年間送り続けてくれたメールをまとめた本です。大学卒業後、もう2年以上経ってしまいましたが、出版に向けて活動を開始しています!

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  • Re:ヤギ部のさおちゃんへ

    父から送られてきた「ヤギ部のさおちゃんへ」という1文から始まるメールには、父が単身赴任先の海外で出会ったヤギ達の姿が描かれていました。数年前に送られてきた父のメールに、少しずつ娘が返信していくというマガジンです。父と娘、山羊、そして世界のことを、私なりに考えていきます。

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Re:ヤギ部のさおちゃんへ/シナイ半島のヤギと宗教のお話

「ヤギ部のさおちゃんへ」というお決まりの一文から始まるメールを、父は2014年から約3年間も私に送り続けてくれました。3年間もメールを受け取っていたのに、娘の私は父のメールに一切返事をしていませんでした。ここnoteでは、父が送り続けてくれたメールと、それに対する「今の私」からの返信を連載していきます。 詳しくはこちらの記事をお読みください! |2014/10/21 父からのメール2014/10/21 10:46 件名 : 山羊の写真その 1 ヤギ部のさおちゃんへ さお

    • Re:山羊部のさおちゃんへ。 遠距離親子をつなぐ、ヤギのお話。 はじまり

      |遠距離親子、父と私「ヤギ部のさおちゃんへ」 という1文で始まるメールが、父から届くようになったのは、私が1浪を経て美術大学に進学し、少し経った頃のことでした。当時、私はまだ実家暮らしだったけど、もう随分と前から父とまともに目も合わせていませんでした。理由は特になく、ただ思春期に崩れてしまった父との距離感を、修復できずにいたのだと思います。 父は途上国で井戸を作る仕事をしています。小さい頃は「私のパパは砂漠でお仕事をしているのよ!」と友達に自慢げに話していました。 父が出張

    Re:ヤギ部のさおちゃんへ/シナイ半島のヤギと宗教のお話

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    • Re:ヤギ部のさおちゃんへ
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