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ゲッコウガ×ユキメノコ

割引あり

やぎやぎです。
知らない人用に簡単に自己紹介すると、京都で水デッキのみを愛用しているプレイヤー。
シティ優勝 パルキア
シティ準優勝 はくば
シティBEST8 カメックス
CLDay2 パオジアン
などぼちぼち勝ったりしてます。

今回はシティリーグで共有してW準優勝14-4しましたゲッコウガ×ユキメノコデッキが好評で、使いかた、考えかたを知りたいという声が多く、北海道CL間近ということもあり鮮度抜群、話題に上がってるうちにご紹介させていただきたいと思います。

ゲッコウガ×ユキメノコ

・シティリーグ結果まとめ

やぎやぎ
先○ ルギア
先○ ドラパ
先○ ロスギラ
後○ ロスヌメ
先× ドラパ
先○ リザードン

先○ ロスヌメ
先○ ドラパルト
後× ドラパルト
準優勝

りさりさ
先○ オーガポン
先○ ロストドラパルト
後○ リザードン
先○ ロスバレ
先× アルセグレンアルマ
先○パオジアン

先○ アルセグレンアルマ
先○ ロスト
後× ドラパルト
準優勝

・ユキメノコについて
変幻の仮面で収録された目玉カード(?)のユキメノコについて先にご紹介させていただきます。
当日の対戦でもよくテキスト確認されましたので、ユキメノコ使ってみようという人以外も使われる可能性があるのでポイント押さえておきましょう。

闇より出でて闇より黒くその汚れを禊ぎ祓え

特性 いてつくとばり
読んだままの効果なのですが、新弾リスト見てふーんって感じでスルーしてる人多いと思います。

特性が重複するのでユキメノコが2匹いれば20ダメージ、3匹いれば30ダメージをばら撒くことが出来ます。

ポケモンチェックのたびに、なので自分のターン終了時、相手のターン終了時にも特性が発動し、気づくと思ったよりダメージを受けているということになってしまいます。

環境デッキには特性を持ったポケモンが採用されている事が多いので、環境に一石を投じるカードになるのではないでしょうか。

・なぜゲッコウガ×ユキメノコなのか?
相性の良い点をあげていくと↓

1.ゲッコウガexが特性をもっていない
ユキメノコのいてつくとばりは自分のポケモンにも影響を及ぼしてしまうため、リザードンexなどの特性をもっているポケモンをメインに組ませるのは得策ではありません。

2.サポートのカイを上手く使える
ゲッコウガexをもってくることは叶いませんが、ケロマツ ゲコガシラとユキワラシ ユキメノコをもってくることができるためデッキを無理なく動かすことができます。

3.ゲッコウガexの足りない打点を補う
しのびのやいば、ぶんしんれんだなどの足りない打点をいてつくとばりが補っており、ゲームプランが拡張されて、従来のゲッコウガデッキで相性が良くなかったデッキの対しても強く出ることができたりするようになりました。

記事半ばよりは有料とさせていただきます。
自身は世界大会いかないのですが、お世話になっている界隈のジュニアの子が世界大会にいくのでnoteの売上で援助できればと思います。

・有料部分の内容について
1.採用カード解説
なぜそのカードを採用しているのか、また有効的な使いかたを実戦例を元に解説いたします。
改良点についても言及していきますのでここの部分が大部分を占めます。

2.不採用カード解説
当日は採用されなかったが候補にはいるカード群の解説をいたします。
変更して現在では採用しているカードについてはここでご確認いただけます。

3.基本的なデッキの動かしかた
意外と難しいみたいなので追加で項目増やしました。
間違ったまま動かして忍道を諦め、抜け忍にならぬようサポートします。

4.各対面で意識すること
よくあるnoteの○○デッキに絶対勝てます!
などとは言えません。
今の環境は大まかな有利不利はあれども、練度の差や採用しているエーススペックの違いで簡単にひっくり返ってしまうと考えています。
また自他ともに新環境で構築・プレイにおいて試行段階にあると思います。
自分がこのデッキと対面した時はこう考えてプレイしていますというところでできるだけ詳細に書き記しております。

現在では採用された、不採用になったカード、新規プレイングなどに関しては、noteを公開した後でも知見を得たら追記していきたいと考えております。
また、購入者から内容について質問があればできる限りお答えしていきます。

おまけでシティ前日まで使うか悩んでたフリーザーマシマシラのデッキも貼っておきます。

過去noteを読んでいただき、こんな内容書いてるのか、と参考にしていただければと思います。

こんな人には是非ご購読いただければと思います。
・北海道の地に凍てつくとばりをおろしたい人
・ゲッコウガで忍道を極めたい人
・コントロールデッキに勝ちたい人
・CLに向けてデッキ検証する時間が足りない人
・おまけのフリーザーマシマシラ使いたい人

再喝

・採用カード解説

・ケロマツ 4匹
最初から改良する部分になりますが、あまりにもドラパルトex環境なのでケロマツは絶対HP70を採用しましょう。
大会中に変えたくて仕方なかったです。

3匹採用でもデッキとして十分に回せますが、スタートで出ても嫌じゃないポケモンで、後述の崩れたスタジアムでロトムVをトラッシュするためにベンチを埋めるポケモンとしても活躍できるため4匹採用としています。

3匹採用でサイドに1匹、序盤にケロマツ壁にしてしまうと苦しい展開になってしまうので、特にこだわりがなければ4匹採用からお試しください。

これはケロマツ以外でもそうですが、試合中に必要な枚数を計算して、余分なものはハイパーボールや大地の器でトラッシュして山を強くすることを意識しましょう。

ケロマツはHP70を採用しましょう。

・ゲコガシラ 1匹
ゲッコウガexで闘っている間にベンチのケロマツを進化させておくことで中盤以降のゲームを楽に進行することができます。

基本はユキメノコが優先になるので、自分のゲームプランに応じてターン毎の必要なユキメノコの数を計算して、余裕があれば育てておくといいです!

上記以外で想定される動きとしては、先2でゲッコウガexになれなかった場合カイ→ゲコガシラとなかよしポフィンor大地の器からゲコガシラに進化しておいてピィでにぎにぎドローするといった動きは覚えておいてください。

デヴォリューション環境なのでゲコガシラからゲッコウガexに進化させることは大事なポイントになります。

他のカードに枠を割きましたが、2匹目の採用も使いやすそうなので気になった人はお試しください!

・闘ゲッコウガex 3匹
どのゲームでも3匹までしか場に出さず、すごいつりざおを採用しているため、サイド落ちを考慮しても3枚までの採用で十分であると考えています。
HP310とだいたいの場面で2回わざを使えるので、臨機応変に2つのわざを使い分けましょう。
わざの使い分けについては各デッキとのたたかいかたの項で詳しく書きます。

しのびのやいばの効果で好きなカードをもってくるのが強力で、手札細くなりつつもデッキとして機能するのはこのわざのおかげです。

ぶんしんれんだ対策の相手のマナフィがいてつくとばりで気絶するので、他のゲッコウガexよりぶんしんれんだが使いやすくなっているかと思います。

ベンチのテラスタルポケモンにぶんしんれんだ当てないようにしましょう。

闘ポケモンになっているのでカイでもってくることは出来ませんが

アルセウスV
ライコウV
ロトムV
テツノカイナex
ガチグマex
ハピナスex

などのポケモンに弱点をつけるのは大きなメリットとなります。

・ユキワラシ 4匹
ドローができるユキワラシがいますので、テキストだけで採用するならそちらを採用しましょう。

ARユキワラシの採用理由として第1に山チェックの時の視認性の良さです。

ARユキワラシとARユキメノコでイラスト背景の明暗はっきりしているので、ウサイン・ボルトが100m走りきる前にチェックが完了します。
グッズが金ピカで視認性最悪でしたが、

構築上 望んだタイミングでピィを場に出すことが容易なため、エネルギーつけて1枚ひくくらいなら逃げてピィでドローすればいいのでドローユキワラシは不採用となりました。

4匹採用の理由はケロマツの項とかぶるところはありますが、大まかなゲームプランを考えた時にユキメノコ2匹育てて事足りることも多いため他カードを採用する場合は3匹までの採用に抑えることも有力です。

・ユキメノコ 4匹
基本的な説明は無料部分で書いたので割愛。
新規収録カードとなっており、慣れていない相手がいてつくとばりの対応を間違えてイージーウィンできることも少なくありません。
(シティ準優勝はこのおかげ)

2ターン目の時点でどうサイドを6枚とるかを考えて、そこから逆算して必要な匹数分ユキメノコを育てましょう。

いてつくとばり+デヴォリューション
いてつくとばり+ぶんしんれんだ
などサイドの取りかたが複数あるので、修行して自分の引き出しを増やしていきましょう。

お互いのポケモンチェックで発動する特性なので、忘れないようにしましょう。
疲れてきたら処理間違えがち…

ユキワラシの項で記述したとおり3匹の採用として他カードに枠を譲ることも有力となります。

・ロトムV 1匹
先攻ではわざが使えないため、特性のデメリットである番が終了するという効果を気にせずに使うことができます。

先攻時は優先して場に出したいポケモンで、特性で手札を増やしておくことにより先攻2ターン目にゲッコウガexに進化できる確率を大幅にあげることができます。

他にも待ちの局面で使うことも多々あります。
捲りが強いデッキなので、焦らず動けるように選択肢としてもっておくといいロト。

特性を使わない場合でも森の封印石の貼り先として場に出すこともあるので捨てる時はよく考えてから捨てるようにしましょう。

このデッキ唯一の特性持ちなのでいてつくとばりで自滅しないよう管理をしっかりしましょう。

・ピィ 1匹
後攻の1ターン目でにぎにぎすることが主な役割ですが、ロトムVと同様待ちの局面で働いて貰うこともあるので覚えておきましょう。


いてつくとばりでダメージをのせたら、次のターンにデヴォリューションでサイド複数枚とれて勝てるから、ナンジャモした後ににぎにぎドローでペパーorデヴォリューションを手札に引き込む等。

ロトムVとピィ両方 場に出してしまうとベンチが狭くなってしまうのでどちらかだけにしておくことを意識しましょう。

なかよしポフィンから場に出せて、強力なドローに繋がるため後攻でも弱すぎず、下ぶれてもゲームをしっかりとつくることができる縁の下の力持ちです。

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