マラウイでの年越し

「明けましておめでとうございます」と言うには、日にちも経ってしまいましたが、明けましておめでとうございます。

マラウイに住んで2年半になりますが、初めて年越しをマラウイで迎えることとなりました。ちなみに2019年→2020年はイタリアで年越しを過ごして、こんなnoteを書き記していました。

2020年→2021年は大好きな人と日本で年越しを過ごしました。1月1日に行ったランニングで見えた富士山が印象的でした。

そんな感じで迎えた2021年→2022年のマラウイでの年越しです。

12月31日は朝からRizin(格闘技)をオンラインで観戦し、あっという間に夕方になりました。

家の中にいましたが、突然、花火や爆竹が鳴り響きました。おそらく新年を祝いたい人たちが(自主的に?)花火や爆竹を鳴らし始めたようです。

花火は日本の夏祭りで聞くような「ヒューヒュルル....ドン!」みたいな音だったので、結構サイズ感のある大きな花火だったと多います。

「外に出て花火を見たい!」と思いましたが、外は蚊が飛んでいるので、外には出ませんでした。今は雨がとてもよく降る「雨季」と呼ばれる時期で、マラリアの原虫を運ぶハマダラ蚊が増殖している時期でもあります。なので、花火を見たい気持ちをグッと抑えて家の中で花火や爆竹の余韻を楽しんでいました。

いつも通り20時前後にお風呂に入り、本を読んでいると眠くなりました。日本だと色んな誘惑があり、大体年越しまで起きていましたが、マラウイでは特にやることもないので、いつも通り21時にはベットに入っていました。

花火や爆竹は相変わらず鳴り響いていましたが、耳も慣れてきたので、自然と眠りにつくことができましたZzz


「ドーン!ガッシャーーーーン」

ものすごい音で目が覚めました。討ち入りか?強盗が窓を壊して侵入してきたか?そんなことが頭をよぎりましたが、違いました。

どうやら僕が眠りについた後で大雨になったようで、雨の音と雷が鳴り響いていました。寝る前まで聴いていた花火と爆竹に負けないくらいの大音量でした。

当然、花火や爆竹の音は聞こえませんでした。流石に新年を祝う人たちの気持ちも豪雨には勝てなかったようです。

そして時刻を見ると”23:58”、まさにもう少しで2022年を迎える瞬間でした。

「この時間に起きたのも何かの縁かな」と思いながら、新年カウントダウンをするわけでもなく、再び眠りにつきました。

そして、いつも通り「ピューピィピィ」と言う気持ちのいい鳥の鳴き声とともに目が覚めました。うまく言葉で表現できませんが、気持ちのいい鳥の鳴き声です。

花火や爆竹に始まり、豪雨と雷が鳴り響く。そして、鳥の鳴き声で目が覚める、そんな印象的なマラウイの年越しでした。

来年はどこで年越しを迎えることになるのか楽しみです。

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最後まで読んでいていただきありがとうございます。アフリカ・マラウイに住んでるヤギです。Twitterでアフリカの日常をつぶやいていますので、日本の生活に疲れたら覗いてください。https://twitter.com/yagi_jan0607