【エンタメ日記】憔悴の内視鏡検査と『ゴールデンカムイ』編-2024/01/18~01/21
2024/01/18(木)
明日の内視鏡検査のために食事制限が始まる。朝も夜も鮭フレーク飯と冷奴。
なお、もう少ししたら明らかにできるのだが、この日は別件で大変重要な1日で、なんでそんなときに食事制限しているのかと。
2024/01/19(金)
内視鏡検査デー。
朝から下剤を2リットル飲む苦行。少しづつ飲んではトイレに行くのを繰り返し、これが数時間続く。具体的にどんな感じなのか詳細を書き連ねたい気持ちもあるが、どう表現してもセンシティブに引っかかってしまいそうなので自主規制します。
下剤とトイレのループで精魂尽き果てたところで病院に向かうわけだが、自宅との位置関係上、どのルートで行こうにも約20分は外を歩かなくてはいけない。下剤の効き目は残っているので、もしかしたら最悪の事態になる可能性もある。そうでなくても、何も食べずに下剤だけ飲み続けた身体では単なる徒歩でもキツい。何度かうずくまりつつも、ほうほうの体で病院に到着。検査で来ているだけなのに他の患者さんより具合が悪そうだ。
病院で受付したあとは、検査室手前のベンチで順番を待つのだが、同じ境遇にあるはずの他の人たちは、なぜそんなに平然としているのか。ボクの下剤の飲み方に何か問題もあるのだろうか。しばらくして名前を呼ばれ、後ろに穴が空いている検査着に着替えてベッドの上に寝るよう支持される。看護師の方がちゃんと自己紹介してきて「よろしくお願いします」と丁寧に挨拶される。普段の病院でそんなことされないので、なんか逆に怖い。点滴による麻酔を使うかどうか聞かれるが、どうすればいいのかわからなかったので、「今回は初めてなので麻酔無しでやってみて、次からはどうすれば決めればいいのでは」というアドバイスの通りにする。
そんなわけで内視鏡検査を開始。カメラを挿入される。最初は「体内に何かある」程度だったのだが、徐々に痛みに変わっていき、ついには耐えきれなくなる。後から思い返してみれば、それほどの痛みでもなかった気もするけど、下剤のせいでぐったりしているのと、1ヶ月前の急性胃腸炎で激痛を経験したのと同じ箇所だったで記憶が掘り起こされ、心理的に耐えられなくなっていたのかもしれない。ともかく、大人になってから一番大きな声で悲鳴を上げたかもしれない。たぶん医師や看護師は呆れていた気がする。次やるときは絶対に麻酔を使うと強く誓った。
検査結果は後日なので、本日は帰宅。昨日の夜から何も食べていないのだが、腸内に空気を送り込まれている気持ち悪さが残っているので、食欲もない。これなら食べられるかと、花まるうどんで釜玉うどんを食べる。身体にすごくやさしい。うどんは神。
2024/01/20(土)
起きたら体がだるく、熱を測ったら37.8度。こりゃ大変だと、薬を飲んで1時間ほど横になっていたら、すぐに平熱に戻った。何だったんだ。ここ数日、イレギュラーなことが多かったので、おとなしくする。
アニメ『スナックバス江』の第1話をなんとなく視聴。内容はそこまで変でもないが、ボケとツッコミの役割が流動的なのでカオスに感じる。
2024/01/21(日)
【新作邦画】『ゴールデンカムイ』
やっと体調が元に戻ったので映画館通いを再開。新宿バルト9で鑑賞。
これはすごい。ハッタリの効いた物語とアクション主体の展開と役者陣の熱演により「マジ」と「ギャグ」の境界線が徐々に消えていき、いつの間にか混沌とした唯一無二の不思議な空間に連れ込まれる。そのため、よくよく考えれば突拍子のないバトルシーンも、手に汗握るリアルなもののように感じ取ることができ、今までに味わったことのない興奮をもたらすのである。「マジ」と「ギャグ」の間を自由気ままに行き来する白石役の矢本悠馬が、このカオスの作り込みに大きく貢献している。矢本悠馬、こんな成長の仕方をしているのか。
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