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この世の真実(スター☆ボーン&貴福華衣)(承)(500字の小説)➕追伸


僕の目に飛び込んできたのは、あどけない瞳を持つ女性であった。
だが、苦しそうな姿は何を表しているのだろうか?
…この娘は、食堂から出てきたばかり、食べすぎたのか?…
と、僕の脳裏に閃光が走る。
「どうしたのですか?お嬢さん。辛そうですが」
と、優しく言ってみた。

「・・・・」
何も語らず、僕の顔を見つめる不思議な娘。
「どうしたの? 身体辛いの🥵?」
「少し、めまいがして・・・」
と、声が弱い。
…めまいがするほど食べすぎたのか?…
よく見ると、かなりのおデブちゃんだ。
だが、そんな言葉を吐くほど僕は、
デリカシーのない男では無い。
僕は言葉を選びながら、話した。
「めまいがした?!
何も食べずにいたからお腹が減って、
めまいがしたのですか?
貴女は今ダイエット中ですか?」

と、食べすぎの件には触れず優しく聞いてみた。
「ダイエットはしていますが、・・・」

恥ずかしげに言う娘。
「私、アイドルになりたいので・・。
ダイエット中です。
でも、私がダイエットしている事、よく解りましたね。」

「私は、人を見るとその人の事が解るのです。」
と、少し自慢気に私は言った。

「めまいがしたのは、別の理由です」
と、娘は地面にひざまずいたままで、
話してくる。

追伸

フクちゃん、バトンは渡しました。
次の転開に期待してます。
娘は何を語るのでしょうか?

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