食べてなくなっても、作品

キムチ製造を始めて30年ほどですが、それ以前も、ラーメン店、八百屋、酒屋等の食品関係の会社の経営をしていました。

学生時代は文学青年で、英文学、特にシェイクスピアが専門でした。

キムチは当初から無添加であったわけではないですが、教わったレシピのあまりの添加物、特にアミノ酸(化学調味料)の多さに嫌気がさし、工夫を繰り返して無添加化しました。

やや親分肌で、仲間を集めることも好きですが、人の会社に勤めたこともなく、どちらかというと一匹狼です。

文学青年時代の考え方の名残りでしょうか、キムチでも何でも、自分が作るものは「作品」と位置付けています。食べてなくなるものでも、作品であっていいと思います。鑑賞者さん、喫食者さんに、「感動」をお届けできるものを、作っていきたいと思います。


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